先日キャビを買ったという記事を書きましたが、
コレです。
Crews 212 SP w/EV EVM12L
ちょっと前にMintJamが瀬上純さんとお会いできる機会があって
キャビとかスピーカーの話を色々聞かせて頂いた事があるんですが、
その時に紹介してもらったお店に後日実際に行って見つけたキャビです。
サイズは一般的な4発入りキャビより幅と高さが10cm位ずつ短い感じで、
中に斜めに2発スピーカーがマウントされてます。
キャビの鳴り方は、見た目通り4発入りに近い感じです。
スピーカーはエレクトロボイスのEVM12Lというもので、
今では生産されてないものらしいです。
(復刻版がザックワイルドモデルとして出ている模様)
これを初めに見つけた時は「あ、俺これ買うな。」って思いました。
で、試奏したくてウズウズしてきたので数日後、
GP3(プリアンプ)とVelocity100(トランジスタのパワーアンプ)
を4Uラックケースに詰めてカートで引っぱりレスポール背負って試奏しに行きました。
そして案の定買いましたw
自宅でVHTの2562(真空管パワーアンプ)とMarshallの1922キャビで鳴らした時よりも
このCrewsキャビとVelocity100で鳴らした方が数倍良い音が出たのが衝撃で、
まるで違うアンプで弾いてるかのような気分でした。
もう一つ少し気になったキャビがあったんでそれと弾き比べたんですが、
こちらのキャビの方がタイトで深いローエンドとクリアな中高域が出ていて好みだったのと、
お店の人からも「主にハイゲインならこっちかな」的な後押しがあってこれに決めました。
今まで使っていたMarshallの1922はどうやっても
ドンシャリ感が振り払えなくて、
ウォームなクリーンとかカラッとしたクランチトーンが欲しくてプリアンプで作ろうとしても中のスピーカーによって中域が削ぎ落とされてしまう感じでした。
かと言って中高域を上げめでローを削ると細い音になってしまったり。
あとローエンドが軽い!箱が小さい&軽いからでしょうね。
色々と悩みの種でした。
多分VHT 2562と1922(の中のcelestion G12T-75)の相性があんまり良くなかったんでしょうね。
やる音楽にもよると思いますが、
やはりMarshallのキャビにはMarshallヘッド、
もしくは中域に特徴のあるブリティッシュ系アンプが合うんだと思います(EL34系のパワーアンプとかも)。
以前PRSのcustom22あたりをネガティブカラーのDSL100と1960Aで試した事があって、
絶妙な音が出ていてかなりナイスな組み合わせだと思いました。
1960Aはcelestion G12T-75 × 4発ですがドンシャリ過ぎる事も無く
とても自然な耳障りの良いマイルドな音だったのを良く覚えてます。
というわけで色々録ってみました。
クリーン、クランチ系、ハイゲインリード系、ハイゲインバッキング系の4種類、
アンプはプリがVHT GP3 とパワーがVHT 2562、
マイクはSM57のみ、位置はネットにべったり付けるオンマイクで固定、
右スピーカーの中心EVロゴよりやや左を狙う感じです。
それぞれ録音後全く手を加えていないデータ(44.1kHz 24bit)です。
24bitのwavデータが再生できない環境の方はmp3の方を聴いてみて下さい。
結構遅い時間にボリューム控えめで録ったのでギターの生音が少し入ってますw
*再生時には音量に注意してください。
・クリーンの指弾きアルペジオ
mp3
44.1kHz 24bit wav
・クランチ系カッティング
mp3
44.1kHz 24bit wav
・よくありがちなリードプレイ(BB Preampでブースト)
mp3
44.1kHz 24bit wav
・やや凶悪なバッキング系 (同じくBB Preampでブースト)
mp3
44.1kHz 24bit wav
やっぱり中域がふんだんに録れるのが何よりも嬉しいです。
EVM12Lは結構ワイドレンジで上が7kあたりまで出るので
中域がガッツリ出ていてもトップエンドが地味になりにくいです。
最後のはかなりローをたっぷり出して録ってますが、
エレキギターのレコーディングは経験上コレくらい多めに録っておいた方が後で融通が利きますね。
中域~高域はEQである程度自然に足す事ができますが低域は明らかに噓臭くなるので。
敢えてオープンバックのキャビのような軽やかなサウンドが欲しい場合は
パワーアンプのDEPTHを絞れば近いニュアンスが出せます。
結論として、キャビやスピーカーはかなり重要、って事が分かりました。
音の最終的な出口ですしね。
がっちり作られたキャビ程大きな音量を必要とせずに音圧が得られるようです。
キャビを変えて全く別のアンプみたいになりました。
ウチのアンプとの相性が抜群な万能キャビなので大変気に入っております。
当初は1960なんかの4発キャビも候補に入れてたんですが、
ウチではちょっと扱いにくいだろうという理由でナシになりました。
キャビは実際に所有して自分のアンプで色んな角度から音作りしてみないと
特徴はなかなか見えてこないですね。深いです。
5th GIGまでは基本的にMarshallのJCM2000-DSL201(出力20wのコンボアンプ)をメインアンプに、
Logic付属ギターアンプシミュレータのGuitar Amp Proを併用してギターの音作りをしてましたが、
曲作りにおいて求められるサウンドのハードルが少しずつ高くなってきて
(録音を重ねる度に自分の耳が肥えていったとも言える)、
やはり上記のツールではどうしてもカタチにできないものがあるという事に気づき、
Reincarnationの制作が始まる前あたりからアンプやキャビを新調し始めました。
もちろんDSL201を使って得たノウハウが今でも生きているし、
今ならDSL201で当時以上に良い音を作れる自信もあります。
でもやっぱり良いものを使えばそれだけ短時間で納得の行く結果が出せるし、
演奏以外の部分にあまり余計な神経を使わなくて済むので、
そこで得た精神的余裕と時間を演奏やその他制作に回して
総合的に作品のクオリティを上げられるようになるという事を強く実感しています。
これはギターアンプに限った事ではないですけどね。
質の高い道具を使う事で人間の感性は磨かれて行くんだと思います。
で、その道具を作るのも人間であって、職人がそういった良いものを作れるのも
恐らく質の高い道具の助けがあるからなのでしょう(もちろん道具が全てではないです)。
そういう事が分かり始めてから、結構思い切って機材や環境構築にお金を掛けられるようになってきました。
結果的に生産性が高まるんですね。
僕らのような楽器を弾く人間は上の図式で言うと末端に位置していて、
作り出すものは音楽という形の無いものですが、
やるからには何らかの形で上に書いたような良いサイクルが生まれると良いなぁなんて思ったりします。
そんな話の流れついでに、最近手に入れたニューギターを紹介します(何
T's guitars 『Arc Standard Trem』
先月末、何気なくイケベのサイトを見てたらこのギターの画像を発見して軽く一目惚れな感じでした。
ギターを買う予定なんて全くなかったんですけどね・・・不思議なもんです。
webで見つけた翌日どの店舗で試せるか問い合わせて、
翌々日に試奏しに行ってその日にお持ち帰りでした(笑
とてもいいギターでめちゃくちゃ気に入ってます。
上の音源でクリーンとリードの音はこれで録ってます。
(他のバッキング系とクランチ系はギブソンレスポールスタンダード)
Arcについての細かい事は後日書きたいと思います。
コレです。
Crews 212 SP w/EV EVM12L
ちょっと前にMintJamが瀬上純さんとお会いできる機会があって
キャビとかスピーカーの話を色々聞かせて頂いた事があるんですが、
その時に紹介してもらったお店に後日実際に行って見つけたキャビです。
サイズは一般的な4発入りキャビより幅と高さが10cm位ずつ短い感じで、
中に斜めに2発スピーカーがマウントされてます。
キャビの鳴り方は、見た目通り4発入りに近い感じです。
スピーカーはエレクトロボイスのEVM12Lというもので、
今では生産されてないものらしいです。
(復刻版がザックワイルドモデルとして出ている模様)
これを初めに見つけた時は「あ、俺これ買うな。」って思いました。
で、試奏したくてウズウズしてきたので数日後、
GP3(プリアンプ)とVelocity100(トランジスタのパワーアンプ)
を4Uラックケースに詰めてカートで引っぱりレスポール背負って試奏しに行きました。
そして案の定買いましたw
自宅でVHTの2562(真空管パワーアンプ)とMarshallの1922キャビで鳴らした時よりも
このCrewsキャビとVelocity100で鳴らした方が数倍良い音が出たのが衝撃で、
まるで違うアンプで弾いてるかのような気分でした。
もう一つ少し気になったキャビがあったんでそれと弾き比べたんですが、
こちらのキャビの方がタイトで深いローエンドとクリアな中高域が出ていて好みだったのと、
お店の人からも「主にハイゲインならこっちかな」的な後押しがあってこれに決めました。
今まで使っていたMarshallの1922はどうやっても
ドンシャリ感が振り払えなくて、
ウォームなクリーンとかカラッとしたクランチトーンが欲しくてプリアンプで作ろうとしても中のスピーカーによって中域が削ぎ落とされてしまう感じでした。
かと言って中高域を上げめでローを削ると細い音になってしまったり。
あとローエンドが軽い!箱が小さい&軽いからでしょうね。
色々と悩みの種でした。
多分VHT 2562と1922(の中のcelestion G12T-75)の相性があんまり良くなかったんでしょうね。
やる音楽にもよると思いますが、
やはりMarshallのキャビにはMarshallヘッド、
もしくは中域に特徴のあるブリティッシュ系アンプが合うんだと思います(EL34系のパワーアンプとかも)。
以前PRSのcustom22あたりをネガティブカラーのDSL100と1960Aで試した事があって、
絶妙な音が出ていてかなりナイスな組み合わせだと思いました。
1960Aはcelestion G12T-75 × 4発ですがドンシャリ過ぎる事も無く
とても自然な耳障りの良いマイルドな音だったのを良く覚えてます。
というわけで色々録ってみました。
クリーン、クランチ系、ハイゲインリード系、ハイゲインバッキング系の4種類、
アンプはプリがVHT GP3 とパワーがVHT 2562、
マイクはSM57のみ、位置はネットにべったり付けるオンマイクで固定、
右スピーカーの中心EVロゴよりやや左を狙う感じです。
それぞれ録音後全く手を加えていないデータ(44.1kHz 24bit)です。
24bitのwavデータが再生できない環境の方はmp3の方を聴いてみて下さい。
結構遅い時間にボリューム控えめで録ったのでギターの生音が少し入ってますw
*再生時には音量に注意してください。
・クリーンの指弾きアルペジオ
mp3
44.1kHz 24bit wav
・クランチ系カッティング
mp3
44.1kHz 24bit wav
・よくありがちなリードプレイ(BB Preampでブースト)
mp3
44.1kHz 24bit wav
・やや凶悪なバッキング系 (同じくBB Preampでブースト)
mp3
44.1kHz 24bit wav
やっぱり中域がふんだんに録れるのが何よりも嬉しいです。
EVM12Lは結構ワイドレンジで上が7kあたりまで出るので
中域がガッツリ出ていてもトップエンドが地味になりにくいです。
最後のはかなりローをたっぷり出して録ってますが、
エレキギターのレコーディングは経験上コレくらい多めに録っておいた方が後で融通が利きますね。
中域~高域はEQである程度自然に足す事ができますが低域は明らかに噓臭くなるので。
敢えてオープンバックのキャビのような軽やかなサウンドが欲しい場合は
パワーアンプのDEPTHを絞れば近いニュアンスが出せます。
結論として、キャビやスピーカーはかなり重要、って事が分かりました。
音の最終的な出口ですしね。
がっちり作られたキャビ程大きな音量を必要とせずに音圧が得られるようです。
キャビを変えて全く別のアンプみたいになりました。
ウチのアンプとの相性が抜群な万能キャビなので大変気に入っております。
当初は1960なんかの4発キャビも候補に入れてたんですが、
ウチではちょっと扱いにくいだろうという理由でナシになりました。
キャビは実際に所有して自分のアンプで色んな角度から音作りしてみないと
特徴はなかなか見えてこないですね。深いです。
5th GIGまでは基本的にMarshallのJCM2000-DSL201(出力20wのコンボアンプ)をメインアンプに、
Logic付属ギターアンプシミュレータのGuitar Amp Proを併用してギターの音作りをしてましたが、
曲作りにおいて求められるサウンドのハードルが少しずつ高くなってきて
(録音を重ねる度に自分の耳が肥えていったとも言える)、
やはり上記のツールではどうしてもカタチにできないものがあるという事に気づき、
Reincarnationの制作が始まる前あたりからアンプやキャビを新調し始めました。
もちろんDSL201を使って得たノウハウが今でも生きているし、
今ならDSL201で当時以上に良い音を作れる自信もあります。
でもやっぱり良いものを使えばそれだけ短時間で納得の行く結果が出せるし、
演奏以外の部分にあまり余計な神経を使わなくて済むので、
そこで得た精神的余裕と時間を演奏やその他制作に回して
総合的に作品のクオリティを上げられるようになるという事を強く実感しています。
これはギターアンプに限った事ではないですけどね。
質の高い道具を使う事で人間の感性は磨かれて行くんだと思います。
で、その道具を作るのも人間であって、職人がそういった良いものを作れるのも
恐らく質の高い道具の助けがあるからなのでしょう(もちろん道具が全てではないです)。
そういう事が分かり始めてから、結構思い切って機材や環境構築にお金を掛けられるようになってきました。
結果的に生産性が高まるんですね。
僕らのような楽器を弾く人間は上の図式で言うと末端に位置していて、
作り出すものは音楽という形の無いものですが、
やるからには何らかの形で上に書いたような良いサイクルが生まれると良いなぁなんて思ったりします。
そんな話の流れついでに、最近手に入れたニューギターを紹介します(何
T's guitars 『Arc Standard Trem』
先月末、何気なくイケベのサイトを見てたらこのギターの画像を発見して軽く一目惚れな感じでした。
ギターを買う予定なんて全くなかったんですけどね・・・不思議なもんです。
webで見つけた翌日どの店舗で試せるか問い合わせて、
翌々日に試奏しに行ってその日にお持ち帰りでした(笑
とてもいいギターでめちゃくちゃ気に入ってます。
上の音源でクリーンとリードの音はこれで録ってます。
(他のバッキング系とクランチ系はギブソンレスポールスタンダード)
Arcについての細かい事は後日書きたいと思います。