LinuxMintをインストールしてみよう

LinuxMintをインストールしてみよう

初心者の方が安心してLinuxMintをインストールできるようお手伝いするブログです。

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・概要

 このブログは、Linux初心者の為に簡単なLinuxMintのインストール手順を記述したものです。
私自身初めてのインストールなので、初めてインストールされる方の立場になって、
分かりやすい説明を目指していきます。

・手順

 今回、LinuxMintをインストールする環境を持っていない事を想定し、
…の3つの手順を追っていきます。

 最初からインストールされる方は、ISOの入手のリンクから順に辿りましょう。

・VMwareのインストール

VMwarePlayerのインストーラはダウンロードできましたか?
指定した保存先に、以下のようなアイコンが表示されていれば、ダウンロードは完了です。

$LinuxMintをインストールしてみよう-VMwareインストール手順05
↑VMwarePlayerのインストーラアイコン(画像クリックで拡大)


 では早速インストーラをダブルクリックし、VMwarePlayerをインストールしましょう。
…と、ここでWindowsからセキュリティの警告というウィンドウが出てきたと思います。
書いてある通りインターネットから落としてきたファイルは危険であることがありますが、
VMwarePlayerはその手の類の物ではないので、実行(R)で実行しましょう。
(一部画面の記述がおかしいですが、個人情報保護の為塗りつぶしてあります)

$LinuxMintをインストールしてみよう-VMwareインストール手順06
↑実行(R)で実行(画像クリックで拡大)


 するとVMwarePlayerのセットアップ というウィンドウが出てきて、
「VMPlayerのインストールウィザードへようこそ」という文面が出てきます。
ここでは次へ(N)>をクリックして次へ行きましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-VMwareインストール手順07
↑次へ(N)>をクリック(画像クリックで拡大)


 次の画面ではVMwarePlayerのインストール先を変更できる設定があります。
基本的にCドライブのProgram FilesにVMwarePlayerのディレクトリが作られますが、
もし別の場所に作りたい場合は、変更(C)を押して自分の好きな場所を指定できます。
今回はC以外に入れる場所もないので、変更はありません。次へ(N)>をクリックしましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-VMwareインストール手順08
↑次へ(N)>をクリック(画像クリックで拡大)


 次の画面では、VMwarePlayerのソフトウェアアップデートについての設定ができます。
デフォルトでは、起動時に製品の更新を確認する(P)にチェックボックスがついています。
文字通り、これはVMwarePlayerが起動された際に、自身のアップデートがあるかどうか確認し、
あればインストールする、というものです。これも変更点はないので、次へ(N)>をクリックしましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-VMwareインストール手順09
↑次へ(N)>をクリック(画像クリックで拡大)


 次の画面では、ユーザーエクスペリエンス改善プログラムについての設定ができます。
チェックボックスには「VMwarePlayerの改善に協力する(H)」というチェックがつけられています。
これは、私達利用者がより便利にVMwarePlayerを使用出来るために、利用した際の
システムデータ等をVMwareに送信するものです。
これも特に変更点はないので、次へ(N)>をクリックしましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-VMwareインストール手順10
↑次へ(N)>をクリック(画像クリックで拡大)


 次の画面では、ショートカット作成についての設定ができます。
二つのチェックボックス「デスクトップ(D)」と「スタートメニューのプログラムフォルダ(S)」が
ありますが、デスクトップとスタートメニューに、このVMwarePlayerのショートカットを
作るかどうかというものなので、好みに合わせてショートカットを作るかどうかを決められます。
これも特に変更点はないので、次へ(N)>をクリックしましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-VMwareインストール手順11
↑ショートカットを作りたい場所を選び、次へ(N)>をクリック(画像クリックで拡大)


 これで、VMwareの基本的なインストール設定が完了しました。
ウィンドウの「続行(C)」のボタンをクリックする事でインストールが開始されます。
また、どこかの項目を間違えた!直したい!という場合は「<戻る(B)」や
キャンセルボタンを押して、特定の場所や最初からやりなおすのが良いでしょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-VMwareインストール手順12
↑「続行(C)」のボタンをクリック(画像クリックで拡大)


 後は実際にインストールしている画面が表示され、最後に以下の画像が表示されれば、
VMWarePlayerのインストールは完了したことになります。
「完了(F)」ボタンを押して、セットアップのウィンドウを閉じましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-VMwareインストール手順13
↑「完了(F)」ボタンをクリック(画像クリックで拡大)


 これでついにVMwarePlayerの準備が整い、次はISOファイルを用いてLinuxMintを
インストールできるようになりました。それでは次の作業にいってみましょう。

ISOのインストール

もくじ

LinuxMintインストール概要

 このページでは、インストールしたVMwarePlayerを用いて、
実際にLinuxMintをインストールする手順を書いたページです。

LinuxMintインストール手順1

 まず最初に、デスクトップに作成されたVMwarePlayerの
ショートカットをダブルクリックし、起動させてみましょう。

 起動させると、「VMware Playerへようこそ」といういわゆるトップページが表示されます。
ここから新規仮想マシンの作成や、他にインストールした仮想マシンを選択、動作させることができます。
画像では既に『CentOS_SV25』という仮想マシンが入っていますが、気にするな!

 それでは実際に新規の仮想マシンとしてLinuxMintをインストールしてみましょう。
ウィンドウ右側の「新規仮想マシンの作成(N)」をクリックしましょう。

LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順01
↑ウィンドウ右側の「新規仮想マシンの作成(N)」をクリック(画像クリックで拡大)


 クリックした所で、新しい仮想マシン ウィザードというウィンドウが出てきたと思います。
最初のページでは、インストール元のデータがどこにあるか、という選択肢がありますが、
設定込みでISOファイルからインストールしたいので、今回は
『後で OS をインストール(S)』のラジオボタンをクリックし、次へ(N)>を選択しましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順02
↑『後で OS をインストール(S)』のラジオボタンをクリック(画像クリックで拡大)


 次のページでは、実際にインストールするOSの種類を選択することができます。
今回インストールするゲストOSはLinuxですので、「Linux(L)」のラジオボタンを選択しましょう。
また、Linuxを選択すると、バージョンを設定しなければなりません。
Linuxには様々なバージョンが存在しており、適切な設定でインストールしなければなりません。
LinuxMintはUbuntuに属するOSなので、バージョン(V)には「Ubuntu」を選択し、
次へ(N)>を選択しましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順03
↑バージョン(V)には「Ubuntu」を選択(画像クリックで拡大)


 次のページでは、仮想マシンの名前を設定します。
仮想マシン名(V)の項目では、初期値で「Ubuntu」が選択されていますが、
インストールした後でも自分で分かりやすい名前を設定しておくと良いです。
(画像では『Linux_Mint』と言う名前で仮想マシン名の登録をしました)
また、場所(L)に関しては既存の保存先で構わないので、そのまま次へ(N)>を選択しましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順04
↑『Linux_Mint』と言う名前で仮想マシン名の登録(画像クリックで拡大)


 次のページでは、ディスク容量の指定をすることができます。
ディスク最大サイズ(S)はその下の記述にある、推奨サイズを指定しておくよ良いでしょう。
また、更に下のラジオボタンには仮想ディスクを単一ファイルか分割ファイルかで選択しますが、
「仮想ディスクを複数のファイルに分割(M)」とした方が別のコンピュータへ移動する事が容易です。
設定次第、次へ(N)>を選択しましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順05
↑仮想ディスクを複数のファイルに分割(M)(画像クリックで拡大)


 次のページで、OSのインストールが可能になりました。
どのようにインストールされるのかの設定がボックスの中に詳しく書かれています。
これで良ければ「完了」を押してインストール完了…としますが、
先ほどの設定でLinuxMintをインストールするISOを選択していません。
なので、完了を押す前に「ハードウェアをカスタマイズ(C)」を選択しましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順06
↑「ハードウェアをカスタマイズ(C)」を選択(画像クリックで拡大)


 ハードウェアのカスタマイズでは、様々なデバイスに細かな設定をできます。
今回はインストールするOSのISOを選択する必要があるので、
デバイス内の「新規 CD/DVD(IDE)」を選択し、接続の項目にて
「ISOイメージファイルを使用する(M)」のラジオボタンをチェック、参照(B)をクリックしましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順09
↑ISOイメージファイルを使用する(M)(画像クリックで拡大)


 すると、ISOイメージの参照というウィンドウが表示されます。
このウィンドウから最初にLinuxMintのISOをダウンロードしたファイルを選択しましょう。
ISOのファイル名は、このブログを見ていた場合「linuxmint_14.1-mate-dvd-32bit.iso」です。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順08
↑linuxmint_14.1-mate-dvd-32bit.iso(画像クリックで拡大)


 選択完了すると、最初のホームに戻り、自分で付けた名前の仮想マシンが表示されます。
その項目を選択すると、状態は「パワーオフ」となっており、画面も真っ暗です。
この状態ではまだまだ起動状態とは言えず、現実にいう電源が落ちている状態です。

 そこで、電源をつけると言う作業を、右下の「仮想マシンの再生(L)」をクリックで行います。
この項目をクリックする事で、はじめて仮想マシンとしてLinuxMintを起動する事ができます。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順10
↑「仮想マシンの再生(L)」をクリック(画像クリックで拡大)


 最初は文字と黒色の画面が続きますが、しばらくするとLinuxMintのロゴと一緒に、
何秒後に起動します、という英文が表示されます。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順11
↑LinuxMintのロゴ(画像クリックで拡大)


 ここは触らなくても大丈夫ですが、画面をクリックし、何かしらのキーを押すと、
LinuxMintのメニューが表示されます。ここでは通常起動を選択する為、
「Start Linux Mint」を矢印キーで選択し、Enterキーを押しましょう。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順12
↑LinuxMintのメニュー(画像クリックで拡大)


 すると、再びLinuxMintのロゴが表示されます。これがWindowsの起動画面と同じものです。
このまましばらく待つと、LinuxMintのデスクトップ画面が表示されます。

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順13
↑LinuxMintの起動ロゴ(画像クリックで拡大)

$LinuxMintをインストールしてみよう-ISOインストール手順15
↑LinuxMintのデスクトップ画面(画像クリックで拡大)


これで基本的なLinuxMintのインストールは完了です。が、この後まだまだやることがあります。
それは次のページにて説明させていただきます。


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