分骨 | 平凡なわたしの暮らし

平凡なわたしの暮らし

mintです。大学4年生の息子の母です。
美味しいもの楽しいこと、季節毎の感じたことを綴ります。

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こんばんはmintですニコニコ

本日もお立ち寄りいただき

ありがとうございます




義父のミラクルについて以前お話したことがありますね





「おふくろから電話があって、おやじの体調は右肩上がりとは言えずに、人工透析をするか否かという話になってるみたいよ。オレもさ、自分がこんな状態だからって話して、今はそっちに(長野県)に行かれんと言ったんだけどね」

夫からのこの話は去年の10月ころ肺がんの告知の前後でした

「え〜何なんだよ〜、この親子〜」と冗談で返したら夫も笑ってました

今そのシーンを思い出すと涙出ちゃいますえーん



そして夫が亡くなり、義父がすっかり元気を無くし食事も喉を通らず、涙を流し寝込んでしまっていると義母から電話がありました

義母は電話の度にわたしに謝ります

夫とは色々とあったので。。。(これはこの先にお話するかもしれませんし、しないかもしれません)

「mintちゃん、あの子(夫)は本当にmintちゃんに迷惑ばかりかけて、本当に本当にゴメンね」と泣きながら謝られ、夫は亡くなって仏様になったからいつまでも昔のことを恨んでないよと言って、義母と一緒に電話口でおいおいと泣きましたえーんえーん

その時に、「こんなことをお願いするのは本当に悪いと思ってるし、嫌だったら断ってくれていいから」と、夫の分骨をお願いされました

義父の体調のこともあり、「義父を連れても置いても東京までは行けない」と義母も夫の葬儀には来られなかったことをとても悲しんでいました

そりゃそうですよ

我が息子の最期に会えないなんて、親としてそれは生涯心残りだと思います

わたしは快く引き受けました

「いいよ、おかあさんビックリマークそんなことで良ければすぐに送るから待っててね」と言いました


その晩、息子と夫の遺骨に両手を合わせてから、骨壺を開けビニール手袋で小さめの骨を2つ取り出しました

「〇〇(わたしは夫を下の名前で呼んでいました)お父さんとお母さんが〇〇の骨をそばに置いておきたいって。いいよね。少しだけ実家に帰ろう」と言いながら、やっぱり泣いてしまいましたえーんえーんえーん



それを家にあった小さな布の袋に入れ、ボンヌママンの瓶に入れて、御位牌の写真を撮りプリントして一緒に梱包して年末に送りました





義父から「ありがとう照れさっき届いた。ごめんな、こんな時に何もしてやれない情けない親で」と電話がありました

「元気出してね」と言って電話を切ってから泣きました

自分よりも息子が先に亡くなるなんて、こんなこと誰も予想してなかった

義父も夫も病気になりたくてなったわけじゃない

何も、何も悪い事してないのに。。。

本当に悔しい


だから、生きているわたし達は1日1日を感謝しながら大切に過ごしていかなければと思っています













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