免許更新 | Promised Land -帰りたい何処か-

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わたしにとっての「約束の地」はどこなのか?

その答えを今探しています。

今日は車の免許の更新に行ってきました。
今月21日までの有効期限なので、事実上19日までに行かねばなりません。

なんやかんやで行きそびれてました。

で、今日は夫にお休みを取ってもらい、
朝イチでぼさぼさ&プリンになった髪を整えるべく美容院に行き、
午後一番の講習に参加しました。


私はゴールド(夫はめっきゴールドと言いますが・・・)なので、
優良運転者講習のため時間は最速です。


また、5年ぶりの更新でした。
前回交付してもらった免許証はIC導入前のものだったので、
今回初めて暗証番号を設定。。


そして、何よりも。
今回の免許更新で寂しかったのは・・・・。


そう。
名前が変わってしまったんです。

旧姓ではなく、新姓の表示になってしまった。


結婚したときに訂正はしてたのですが、裏書きだったので表面は旧姓のまま。
一応、旧姓の身分証明書だったんですよね。

でも、それがなくなってしまった。

私が私であるという公的身分証明書が一つなくなってしまった。


今の姓が嫌い、とかではないのですが、
やっぱりアイデンティティの問題なので。

私は私。ずっと「神崎あい」(仮名)で生きてきた。
親が画数も含めて名前を付けてくれ、その名前で学校で勉強し、
学位を取り、就職して働いてきた。

私は私。

それを奪われるのには非常に抵抗がある。


選択的夫婦別姓が正式に導入されることをずっと望んできたが、
今はそんなどころか、平和憲法さえ破壊されるという恐ろしい状況で、
夫婦別姓に係る議論なんて夢のまた夢状態になってしまっている。


私が死ぬまで、選択的夫婦別姓は法的にはかなわないのかもしれない。

だから、身分証明書がなくなっていくのだね。

私が私じゃなくなる。


職場も、現在のところは旧姓使用を条件付きで認めているけれど
もしかしたらその要綱を廃止する、なんて暴挙に出たら
旧姓で仕事ができなくなる。(今だって旧姓を認めるべきところなのに
認めてない項目があり、不自由な思いをさせられてることもあるのだが。)


今は育休中なので、そもそも論として名前を呼ばれる機会が非常に少ないため
あんまり気になってないけれど、仕事に戻ったらそんなわけない。
(子ども関係の時は、チビの親、というスタンスであり私という個ではないので
 子どもの姓(つまりは私の新姓)で統一してる。)


とにかく私は、仕事でもプライベートでも、可能な限りは元々の名前を名乗る。


時々、なんか疲れちゃう時があるけど、でも、でも、負けるもんか。

「私」という個を守るんだ。


いつか、夫婦別姓が法的に認められる日が来るまで。