うれしい出来事があった。
今日、発達障害の女子生徒が学校に遅れて来た。保護者によると、家を泣いて出て行ったとのこと。
空き時間に教室に行ったら、一人で机に突っ伏していたので、教室の中に入って声をかけた。
「ここにいてもいい?」と聞くとうなずいたので、教室の床に座って思いつくままに話した。ペットの犬のこと、将来の夢など。
動物関係の仕事がしたいようだった。
最近授業でがんばっていることを褒めた。ノートに自分の意見を書くのは、一学期にはできなかった。立派な進歩だ。そう言うと、笑顔は見せなかったが、表情が緩んだ。
対話はできなかったが、居心地も悪くなく、ゆったりとした時間だった。
授業の終わりのチャイムがなりそうだったので、「ご飯食べて元気だしな」と頭に手を置いて教室を出ようとした。何か言いたそうだったので、何かあるのか聞いてみた。
すると、うれしいことに「また来て」と彼女が言ったので「もちろん」と答えた。
彼女にとっても落ち着く時間になったのならいいのだが。
少し距離が縮まった気がした。学校に来たくないときに、私の存在が少しでも励みになればいいと思う。