常総洪水被害ボランティア報告 | 清瀬・久留米民主商工会blog

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2月14日常総洪水被害支援物資提供会のボランティア参加の報告です。

2/14常総にて行われた支援物資提供会に行ってきました。
娘と2人で出発し、現地で足立西民商の矢野さんちと合流し、ワイワイと。
当日会場となった「石毛婦人の家」近辺も推進被害の大きかったところだそうです。
綿菓子は長蛇の列にはなる事はありませんが、それでも70~80本くらいは出たんじゃないかなと。
子供はもちろんじっちゃんばっちゃんが「もらえるかい? 子供に戻って食べたい」「懐かしいなぁ」って言われる事が多かったのは想定外でした(笑)
なかには「初めて食べる」なんてばっちゃんもいて。
風強く、湿度高い、綿菓子にゃ最悪の状況の中でも楽しんでもろたんやないかなと。

本日炊き出しもありぼくらも昼食いただきました。
その昼食時ちっちゃな女の子がぼくらの横にすっと座り•••
聞けば1階浸水被害受けた5歳の女の子。
主だった家電製品はジャンケン抽選で、その子のお母さんはストーブ当てたそうです。
家族5人で今までストーブは1つだったと。

その後ぼくらが片付け帰ろうとする時、その娘のお母さんは主催者側と一緒になって残った物資の整理やら片付けやらし続けてたんですよ。
これ、今日一の出来事でして。
せっかく集まった支援物資、整理・仕分けせんことにゃ求める人の元に辿り着けませんよね。
でもそこに一番手が掛かるんですよ。
言い方悪いかもやけど「もらうもんもろたらさっさと•••」「ただでもらえるんなら•••」なんて人がいてもおかしくない中で、自分の用事終わってんのに次の人の為に。
小さい子供連れでなかなかでけんよなと。
もうほとんど報道されませんが200世帯500人の方(その娘のお母さん情報)が
自宅再建はおろか仮設にすら入れずおられるそうです。

報道されない事もう一つ、被害拡大の要因となったメガソーラー。
「メガソーラー再開 まじか」って書いたポスター? ビラ? 作って持って来たけど
なんかの事情で「あかんかったわ•••」って感じで持って帰る人がいました。
あの時、日本中の人々に問題であったかに見えたメガソーラー、
同じ場所で同じように近々再開されるそうです。
通りがかりの立話やったんで詳しくわからんのが悔しいんですけど。
今回の教訓が生かされてる事をただただ祈ります。

またまた世間の矛盾を感じる訪問になりましたなぁ。
次は3/6に同じく無料提供会があるそうです。
ぼく自身まだ未定ですが清瀬や東久留米から高速使えば2時間足らずで着いてしまいます。
ご興味のある方は是非!

清瀬・久留米民主商工会 常任理事 矢野剛人