躍進ニュース 12/17号 | 清瀬・久留米民主商工会blog

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消費税はどういう税金?

1 景気を底から冷やす
1997年3%から5%の引き上げ時…消費大不況と景気悪化が急激にすすみました。
2014年8%になったとき…あらゆる経済指標が落ち込み、4~6月期の国内総生産(GDP)は前期比率7.1%減となりました。

2 低所得者ほど負担が重い
消費税は子ども、震災の被災者にもかかります。
すべての年収階層で大幅な負担増となりますが、
特に消費税増と年金給付水準切り下げが同時に行われたため、
年金受給世帯の負担が増え、また低所得者にも負担が大きくなります。

3 リストラ推進
消費税は付加価値に課税になります。
人件費(賃金・給与)に消費税はかかりません。
しかし、外注や派遣・請負にすると消費税が課税になるので、
正規雇用を減らして外注・派遣・請負に置き換えていきます。

4 滞納を増やす
課税業者となると消費税分を価格転嫁できなくても、
赤字の決算になっても納付しなくてはなりません。
価格転嫁できていなければ、身銭を切って払わなければなりません。
現在、国税の滞納額で最大の税金は消費税です。
滞納者が増え、納税を強制すれば、倒産、廃業が増えます。