聴神経腫瘍と診断されるきっかけは、聴力低下を自覚したことでしたが、その1年くらい前から普段とは違った、あれ?おかしいかな?と感じた体の変化や症状がいくつかありました。
その症状の中の一つが物忘れです。
恐らく聴力が落ちてきていた時期だけれど、自分ではまだ気づいていなく病院にも行っていない頃、診断が下りる1年ほど前のことです。
物忘れは、それまでから普通にありました。
でも、明らかに酷くなっているように思いました。
今までは、たま~にだったのが、3回に1回とかの頻度になる感覚です。
年齢的にも更年期に差し掛かるころだし、同年代の間でも「最近物忘れがひどくて~」なんて雑談は日常的にあったので、年のせいなのかなあ、と思えなくもなかったんですが。
特に目立ったのが、前に受けた説明や雑談の内容を「あれ?そんなこと言ってた?」と忘れる。
出かけた後に「あれ?ガス消したっけ?」「玄関カギ閉めたっけ?」と忘れる。
こっちは怖いので、心配になって見に引き返したことも何度かあります。
(そして、これは今も続いています。)
聴神経腫瘍の診断をされてから、時々先生に物忘れと腫瘍の関係を聞いては、真っ向から否定され続けています
「場所が全然違いますから。関係ないよ。」
「誰にでもある範囲。日常生活できてるでしょ?」
うー-ん、そうだけど。。。
この図(お借りしました)は縦の断面図ですが(書き込みの仕方が分かりません)、MRIの画像を見ると、聴神経腫瘍のできる頭蓋底、小脳橋角部って水色の海馬の下、黄色の橋とピンクの小脳の間あたりだと思うんですが。
これって記憶を保管すると言われている海馬にけっこう近くない?
脳の機能ってまだまだ未解明な部分も多いし、体は相互に繋がっているので、関係ないとは言えないような。。
だとしたらちょっと怖いかも。
あとこれは希望ですが、同じ理由で腫瘍が自然消滅する可能性もゼロではないと、やっぱり信じたいです!!(しつこいって)