14億人 | 晴彩のブログ

晴彩のブログ

今話題の政治、社会ネタをコメントします。
読者(フォローを許可された方)以外、読者であっても交流の無い方のリブログおよび引用はお断り致します。
一度お断りした方は決して二度としないでください。

過去には日本のものづくりをアメリカは色々な難癖をつけて叩いて来ました、繊維産業、自動車産業、半導体などなど叩いてきました。なぜ叩くのか、アメリカ自国の製造レベルが低いから負けない為には優れた国を叩くしかない。

最終的には個々の産業ではなく「ISO××××」という制度で日本の産業のコスト高を誘引しました、そんなISOなんか以前に日本の製造現場、開発現場は高品質だったのですが。逆にISOを導入して品質が下がった面もありますね、それはコスト高を回避するためでしょう。

最終的には銀行の自己資本比率の規制ですね、8%以上ないといけない、という事で製造業への融資も規制されその間に韓国が大量生産して世界に物を売りまくりました。こんな経緯があるから日本企業は内部留保を増やすのです。

 

さてさて、日本を潰したのでアメリカにとっての脅威は中国になりました。

ですからアメリカは難癖をつけてファーウェイを叩く。しかし、中国はこれから減るとはいっても14億人の巨大マーケットです、中国市場を無視してものづくりはできません。中国独自の標準規格を作られて、アメリカが中国市場から閉め出されたらiPhoneはどうするのでしょう。

 

金融はルールを作った者が勝ちです、技術もデファクトスタンダードを作った者が勝ちです。その為には大きなマーケットでシェアを取ることですね、14億人は大きいですよね。

日本はいわゆる脱亜入欧でアメリカ側について勝ち目はあるのか。