30年ほど前のあるときに100億円程度の複雑なシステムに出荷直前トラブルが見つかりました、しかもシステムですから何処に何のお問題があるかは簡単には把握できない。
取りまとめとして私がいる事業本部が纏めをすることになり、社内複数の事業部、他の会社なども集合させて、急遽プロジェクトを立ち上げました。実質的なまとめ役は他の仕事も抱えながら私になりました。
毎週会議を開き、各部署の代表を集めて進捗を出して貰い、次のやるべき事を無冠の私が地位も年齢も上のあちこちの事業部長に指示を出しました。
お前みたいな若造に指図されたくは無い、という反発は目に触れる範囲ではありませんでした。会社全体からすれば大した額ではないのですが、同じ技術屋が一つの目標に向かってという事で。ただ時々休日に様々な現場に出向き初めて会う担当者と世間話をしながら実情は聞いたりしてましたが。
勿論、結果はばっちし、本部長からご馳走はして貰いましたが。その程度(泣)
技術屋としてこんな幸せな人間関係の中で過ごして来たのですが。定年後にシルバー人材センターから10人でシフトを組んでの事務仕事のサブリーダーの仕事がきました。新人ですがシフトを組むのは私です、シフトを組むにあたり色々な要求がありました、特におば(ぁ)さんから、それはいいのです。
でもこの中でリーダー(本来はフラットな組織なんですが)からだまし討ちに遭いました。
他の先輩(全てが私より経験は長い)から聞くとそういう人だと知りました、定年後に初めて仲間を欺すという嫌な人間関係を知りました、遅いか(汗)
この人は出版社に勤めていた人です。読売のナベツネを極めて小さくしたような感じでしょうか。
ナベツネも自社の仲間を欺して手柄を取ったりしてますね。政治屋ってこういうもんなんでしょうね。
ナベツネのここら辺の事が書かれているのがこの本です。
- 渡邉恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)/魚住 昭
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で、先ほどのシルバー人材センターでのできごとは、私は穏便に済ますのは嫌いなので、いわゆるケツをまくって辞めました。その後のそのリーダーがどうなったかは知りません。(笑)
晴彩って扱いにくいよね。