丕緒の鳥(ひしょのとり) | チャンイとミン尚宮の細く長い女官生活

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ネザーランド・ドワーフ(うさぎ)の「チャンイ」と、うまく抱っこができない飼い主「ミン尚宮」の日記♪
だったんですが、ついにチャンイが旅立ちまして、でもブログの名前はそのままで、
ミン尚宮の日記として続けていこうと思います。

ちょっとブログに書くのが遅くなってしまいましたが、東野圭吾の「真夏の方程式」に続く本。小野不由美の「十二国記シリーズ」の最新作「丕緒の鳥(ひしょのとり)」。について書きます。

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短編集なのでさっと読めるかなと思ったんですが、一個目を読んだ後忙しく
なってしまって、2個目を読むまで少し間があいてしまいました。読み始めると一気に読めるんですけどね~(苦笑)。


十二国記シリーズは何年か前にアニメ化もされているファンタジー作品で、
今の現世とは隣り合わせのもうひとつの世界の話です。
その世界には十二の国があり、それぞれの国に王がいて、
さらにそれぞれの王のそばには、人と獣の二つの姿を持つ麒麟がいて、またその世界には神もいて・・・ と簡単には語れない独特の世界観があります。


興味のある方は、やはりその一作目の「月の影 影の海」を読んでみて
ください。おもしろいですよ。ミンはハマりました。


さて話を戻して「丕緒の鳥(ひしょのとり)」ですが、全部で四作品ありました。

十二国記を知らない方には全く意味不明だと思いますが、知ってる方にはネタバレしないように、且つそそるようにあらすじを書きますね(笑)。

ちなみにどの作品も十二国記らしいせつなさがあり、とてもよかったです。


①丕緒の鳥(ひしょのとり)
これは慶の国の話です。陽子が景王になる頃の話で、景王即位の時に行う大射という儀式にかかわる、丕緒(ひしょ)の苦悩の話です。
最後の頃に言葉だけですが陽子が登場します。
やはり陽子は陽子だった…。あ~十二国記の原点は陽子なのかなぁと思いました。

②落照の獄
これは柳の国の話。大量殺人の殺人犯の処罰に苦悩する瑛庚(えいこう)の
話です。これも主人公が苦悩する話ですね(苦笑)。
傾きかけた柳国を舞台に、考えさせられる作品です。

③青条の蘭
長い間王不在で荒れ果てた某国。そこでは密かにブナの疫病が広がりつつあった。事の重大さに気づいた標仲(国の役人)は、親友の山師の包荒、諸国流浪の猟木師の興慶と共に対策を考えるのだが…。
最後の最後に、あるキーワードがでてきて、物語がどこの国の話かわかります。さてこれはどこの国の話なのか・・・

④風信
これも慶の国の話で、やはり陽子が景王になる頃の話です。
幸せに暮らしていた15才の少女・蓮花。しかし突然の不幸に襲われ、街を出て隣国へ向かうことに。その途中、摂養という街で、蓮花は王
が死んだ事を知る。同行していた女たちは皆街へ戻るというが、蓮花は摂養に留まり、暦づくりをしている役人の家で働くことにした。
そして・・・ これ以上は書けません。いい話です。


ネットのどこかのサイトで見ましたが、小野不由美さんはこれからも十二国記を書き続けてくれるようてす。

ミンはのんびりと本が出るのを待ちますわ。