今回の兼題は「梅雨」と「金魚」。そして兼題に関係なく句の中に「門」という字を入れるという課題です。
昔、金魚を飼っていたことがあるので、そのときのことを思い出せば「金魚」の句が出来るかなぁ・と思ったんですが、なかなかどうして思い浮かばなくて・・・。やはり実物を見ないとダメですねぇ。そこで「金魚」はあきらめて「梅雨」で2句作ってみました。
①梅雨の入り咲いてはしぼむ傘の花
②梅雨空に負けぬ笑顔が今日もあり
①は、先日渋谷にライブを見に行ったとき、はっきりしない天気に、街を歩く人たちが、派手な傘を広げたりすぼめたりしている様子を詠みました。どんより雲の中、花が咲いたようでした。
②は、「梅雨なんかノープロブレム、今日も笑顔でがんばるもんね~という自分」と、「いつも元気な会心の笑顔を見せてくれる友達」を句にしてみました。なんと、この句、先生から「特選」をいただいちゃいました。やったね!
3句目は、「門」を使った句ですが、「明易し(あけやすし)」という季語に「入門書」をからめて作ってみました。
③明易し 入門書まだ 読み終えず
「仕事で使う機械の説明書を読んでいたら、読み終わらないうちに、何だか外が明るくなってきてしまった」という句です。
夏になると日が長くなり夜が短くなります。たとえば、寝る前に本を読んでいたら、いつの間にか薄明るくなってきて・・・なんてことありませんか?こういう状況を「夏の季語」で、
「明易し(あけやすし)」もしくは「短夜(みじかよ)」と言います。
どちらも同じ意味を表す季語なんですが、
「短夜」は夜の短さを強調していて、
「明易し」は夜明けの早い点を強調しています。
私の独自の解釈だと、楽しい時は「短夜」、つらい時は「明易し」かな、なんて思います。
「徹夜で麻雀」。もっとやりたいけど->「短夜」。
「徹夜で勉強」。まだ終わらないよぉ->「明易し」。
でもやっぱり、時と場合によりですね。