
好きでもない相手から寄せられる強い想いは……
コワいときがありますよね(@_@)

Mr.Children『少年』は
まだ叶わぬ恋愛の、意中の相手に焦がれる想いを綴った歌だけど…

その歌詞にある・・・
「できるだけリアルに」
「君を描写したいと思う」
ってところ…

最初に聴いたときはちょっとコワっ!って思った。。。(^^ゞ
成就した恋愛の、穏やかな幸福を絵にしたいと感じる『Drawing』と違って……『少年』は一方的な想いでしょう?

そりゃ好きな相手のこととなれば、何でも知りたい、細かく知りたい、一番近くで見ていたい…と思う気持ちは分かるけど
そんなにじっと見ていたら、相手からも周りからも気味悪く思われるよね?f(^_^)

でも、、、
そのあとに続く歌詞を聴いて、納得しました。。。

「じっとしてなくてもいいんだよ」
「笑ってなくてもいいんだよ」

学校でも職場でも~人の集まりの中に入れば、、、
心の健康状態を“問題なし!”と告げるために、笑顔や冗談、明るさが必須だったりする

礼儀とか場の空気という見えない枠の中で、本当の自分は、じっと息をひそめていなくてはならなかったりもする
でも、そんなこと気にしなくていいから、自由に振る舞っていて欲しいと、
「僕」はその真っ直ぐな視線の先にいる相手に対して
不器用に願っているんだね

「ただ君のまんまで」
「こっちを向いてておくれよ」
束縛とは正反対の想いを保てる距離。
恋愛が一番「幸せ」でいられるのは、そんな距離なのかもしれないですね~☆
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Mr.Children
『少年』
作詞作曲:桜井和寿
アルバム
『SUPERMARKET FANTASY』収録
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