
やっと…
やっと・・・
『CANDY』の記事に頂いたすべてのコメントに、返信をさせて頂きましたm(_ _)m

Mr.Children『CANDY』は
「柄でもないけど会えると嬉しいよ」
というサビが印象的な
いわばlove songだと思うんですが…
「何食わぬ顔」が頭にこびりついております
もう恋愛が続くことはない…きっと現実には絶望的な恋なのに
諦めきれずにいる思考に入り込んでくる相手の顔って
確かに「何食わぬ顔」じゃないですか?!
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…去年、こんな調子で『CANDY』の記事を書き始めたんです(o^_^o)

「みっともないけどすべてが愛しいよ」
共感を呼ぶフレーズ…
でもその奥に

作詞家、作曲家 桜井和寿の苦悩の息づかいが
夏の草いきれのように立ち込めているように感じられます

太宰治の『富嶽百景』は
「富士には、月見草がよく似合う」
という一文が象徴的ですが
富士山の眺望のよい場所を旅するだけの旅行記ではなく
太宰治自身の作家としての苦悩が描かれた私小説・・・

「柄でもないけど会えると嬉しいよ」
「みっともないけどすべてが愛しいよ」
「富士には、月見草がよく似合う」
苦悩をそのまま吐き出すだけでは、作品にならないことの辛さ・・・

だから、そんな、印象的なフレーズで孤独を包み込んで
差し出された作品のように思えます
元気な桜井さんの姿が見られると、いつもほっとします…
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Mr.Children
『CANDY』
作詞作曲:桜井和寿
アルバム『I
U』収録□■■■■□■□■□□□□□