
今日から2日間…京セラドームで、ミスチルの20th記念ツアーの大阪公演です
・・・それにしても天気悪いなぁ(つд`)
前売りはSold out…当日券がわずかながら出るとのことで~並んでいる方もいるでしょう…
ミスチルの20周年だよ?屋内ドームだから天気は関係ないけど~スカッと青空がいい…(≧∀≦)
神様、仏様、JEN様……(?_?;

「え?なに??」

……あなたの笑顔があれば、それでいいですf(^_^)
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「水平線の彼方に希望は浮かんでる」♪♪
今日は『擬態』です!

僕のブロ友、Kさん…アーティストを目指しています☆
作詞、作曲もこなすシンガーソングライターさんです(^-^)

Kさんは高校卒業を控え、短大へ進んで就職のための勉強をするより、音楽の道を進みたいと考えていました・・・親御さんは音楽一本に絞るなんて危ない選択には猛反対……
でもKさんのアーティストになりたいという想いは強く固く、短大へ進む道は遠回りにしか思えず。。。
親御さんとのぶつかり合いが絶えない、不安定な毎日でした


友達はみんな進学か就職を決めていて…アーティストになりたいなんて夢は理解されず、独り思い悩む苦しい日々だけど
Kさんは、そんな状況でも音楽の道を突き進むという信念を曲げずにいたんです

Kさんの頭の中にあったのは、とある音楽学校への入学という道
資料を取り寄せたり、見学をしたりするうちに、その音楽学校の先生と出会いました
先生は、Kさんの夢に掛ける思いを汲み取って、親身になって電話でもメールでも相談に乗り

独りぼっちのKさんの唯一の理解者になっていきました

・・・世の中には、人の純粋な想いを食い物にする輩がいるんですよね
この先生、自分の音楽学校への入学こそデビューへの近道であるかのように謳い、Kさんの短大進学の手続きを放棄するよう導いて
Kさんは、本当に短大進学を蹴ってしまった……いや、親御さんの反対を押し切って勝手なことをしたKさんにも非があるかもしれません
しかしこの先生、Kさんが短大進学を蹴ったところを見計らって、音楽学校への入学手続きに必要な親御さんの印鑑を、Kさんにこっそり用意するようそそのかしたんです

さすがにKさん、この時点で気がついて……その学校へは入学しなかったけれど……
何より、自分の音楽に掛ける想い、夢を語って、信頼し切っていた相手――曲がりなりにも“先生”と呼ばれる音楽の道の先輩が
ただ、自分を利用していたことにショックを隠せずにいました……


でも、ここから先がKさんの強いところ……
Kさんは、口もきかなくなるほどにこじれていた親御さんとの関係修復のため、親御さん宛てに手紙を書きました
そして、自分が間違っていたと認め、頭を下げ、受験して短大へ進むことに決めました
でも決して、音楽の道を諦めたわけではなく、見事受験に合格した今も、歌に、曲作りに、毎日励んでいますo(^o^)o

Mr.Children『擬態』に出てくる歌詞……
「あたかもすぐ打ち解けそうに」
「親しげな笑顔を見せて」
そんな「明日」が「幽霊船の彼方に」
「霞んでいる」と歌われています(>_<)
「デマカセ」も「出鱈目」も冗談のようにそこら中に転がっている世の中で
何が「真実」かは分からないけど
「誠実」なら分かる
だって「誠実」って真心があるってことでしょう?
「何かに擬態したものばかり」の社会で、「何かに擬態したものばかり」掴まされるから……
自分だって「擬態」したものに成り下がっているかもしれないけど
それでも失われない自分の中の真っ直ぐな心が、閃光のように自分を貫く瞬間が、ある。
例えばそれは普段は声に出しては言えないこと
「富を得た者はそうでない者より満たされてるって思ってるの!?」
例えばそれは、普段は見て見ぬ振りをしてやり過ごしていること
「障害を持つ者はそうでない者より不自由だって誰が決めんの!?」
Kさんがギターを弾きながら歌う声には、真っ直ぐに閃光が走っていて、いつか行き着くだろうステージを指し示しているように感じます
それは…
騙されても、裏切られても、音楽を目指す気持ちが、その歌声を腹の底から押し出しているからかもしれません

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Mr.Children
『擬態』
作詞作曲:桜井和寿
アルバム『SENSE』収録
ベストアルバム
『Mr.Children 2005-2010〈macro〉』収録
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昨年11月の記事です。プロ友さんは、LIVEでトリをつとめるなど~活躍されています☆