10ヶ月ぶりの登校

昨日から新学期。中学２年に上がる息子はクラス替えがあります。初日は１年時のクラスに登校し、クラス発表後にクラス移動とのことで、１年のクラスに行きたくない息子は初日はお休み宣言、2日目から行きたいと言っていました。

前日もYouTubeに爆笑しながら準備する気配なし。
夕方学校行って下駄箱やクラスの席見ておかなくていい？と聞いても"行かなくて大丈夫かなぁ"と行きませんでした。


かと言って何も行動していないわけではありません。

担任からの電話にも対応でき、明日から学校行くつもりです、と話しており、部活の顧問にも学校に慣れるまで休みたい旨伝えたい、と言い自分の口で伝えることができていました。
学校に行ったら部活行かないの？って言われることが本人の中では不安だったのでしょう。休むことを顧問に伝え、承諾を得ることで休む罪悪感が減り、学校に行くハードルが下がったのかなと思います。

息子なりに登校後をイメージして不安なところを解決しようと行動していることにとても感動しました。


夜になり、一緒に準備してほしいと息子から言ってきたので一緒に準備を手伝いました。準備していく中で、わからないことも出てくるし、だんだん焦っていくのがわかりました。どうしよう、大丈夫かな、不安だ、焦る、行くのやめようかな、ネガティブな言葉のオンパレード。

私はあーしたら、こーしたら、と提案することはもうしません。どうしたらいいと思う？うん、それでいいと思う。大丈夫。声のトーンもゆっくり。


翌朝、5時には起きてしまったようでリビングにおり、お風呂を沸かして入ろうとしていました。
緊張する、どうしよう、行くのやめよっかな、、不安は吐露しますが、表情はそんな悪くないなと感じていました。辛いときはこの世の終わりのように引きつった顔していたので(　ﾟдﾟ)

不安はあるけど、行ってみたい、でも不安、でも頑張ってみよう、心の中でそんな葛藤があるのがとても伝わりました。

出る直前に"俺下駄箱の場所わからない"と言われた時は、ドキっとしましたが、教室持ってけばいっか、と本人の中で対策が出てきたのでどうにかクリアでした(｀・ω・´)

出る時間になると、1番のりは嫌だから、もう少し家にいよう、となかなか出ず。。
内心ヒヤヒヤしてますが、めちゃくちゃ冷静を装います|(￣3￣)|

そしてついに、自分の足で学校に向かうことができました！
親のエゴで無理矢理行かせたり、他の選択肢を与えて選択させていたらこの日はなかったかもしれません。

年末に話した時に、４月から行くつもり、今の中学に戻ること意外考えていない、と言っていた息子を信じて伴走してきてよかったと思います。

継続登校が難しいのは承知していますし、また行けなくなることもあるでしょう。でもこの一歩踏み出せたことはすごいことだし、問題が起きたら息子の想いを尊重して息子が選んでいく道ならそれでいいっかな、って今は思います。

行けた自分に自信を持って帰ってきてくれたら嬉しいです！