明治の七宝 | 七宝ジュエリー「Shiki」

七宝ジュエリー「Shiki」

アトリエとショップが同じ空間にあるジュエリーのワークショップです。

ジュエリーや浅草界隈の情報をお届けします

今日は連日の猛暑が嘘のように涼しく過ごしやすい日でしたね。

少し時間がとれたので、前からチェックしていた「明治の七宝」展に行きました。

日曜日でしたが雨だったので空いているかな~と思いまして。


詳細はこちらhttp://www.sen-oku.or.jp/tokyo/program/



ミノワダジュエリークラフトのオリジナルジュエリーとして七宝はなくてはならないものです。

そもそも七宝の素晴らしさに感動したのはジュエリー学校に通っていた頃 「ルネ・ラリック」の作品を

目にしたのが始まりです。(ルネ・ラリックについてはのちほど)

ルネ・ラリックの時代(アール・ヌーボー期)には多くの七宝を使ったジュエリーが生み出されました。

今でもアンティークジュエリーとして多くの作品が残されています。


お客様に 「七宝ってなぁに?」 とよく聞かれますので簡単に説明しますと、

七宝とはエナメルまたはエマーユとも呼ばれ、ガラス質の釉薬を金、銀、銅などの金属に焼き付けたものです。

歴史は古く、古代エジプトまでさかのぼり(ツタンカーメンの黄金の面の頭部に使われているらしい!)

中世にはキリスト教の聖具に使用され、中国、日本と渡って来ました。


そして日本の七宝の技術が進み世界から認められるようになったのは幕末天保の頃、

尾張の国の梶常吉という人物がオランダ七宝を研究して有線七宝などの技術を考案し、日本の七宝は万国博覧会などで世界中から注目されるようになり明治時代の最高の輸出品とまでなりました。


その明治時代の有名な七宝作家「並河靖之」「涛川惣助」の作品も展示されています。

偶然にもおなじ「ナミカワ」さんなのが不思議ですが・・・・・

実は京都にある「清水三年坂美術館」に足を運びたいと思っていたのですが、この展示会に何点か展示してあります。






きっと七宝と知らずに作品をみた人は、ただ絵付けしたように見られてしまうかもしれませんが

すべての図柄は金属の線を立て、その中に色とりどりのガラス質の釉薬を盛り焼成されているんです。

細かく繊細で、とても人の手で創られたものとは思えない作品ばかりです。


久しぶりに凄い作品を見てため息が出ちゃいました(@_@)