長楽寺遺跡からは、東毛歴史資料館(現新田荘歴史資料館)建設に伴う発掘調査により、古墳時代の住居跡30軒(4世紀)、古墳5基(6世紀初頭)、中世長楽寺々域を画したと考えられる大溝等が見つかりました。
1号墳は、直径18メートルの円墳で、盛土は失われ高さは不明ですが、1周する溝(周溝)と人を埋葬した石槨が見つかりここが石槨の位置です。石槨は、ローム層を掘りこんで、凝灰岩を側壁・天井石に使い側壁のまわりを河原石でおおい、さらに粘土でおおっていました。出土遺物は、石槨より鉄鏃、周溝より壺・円筒埴輪等です。
(現地説明板より)
2019.9.23