金山城跡に水路遺構


太田市教委が2008年度から発掘調査を進める史跡金山城跡の大手道の確認調査で本年度、大雨などの自然災害から城を守るために整備されたとみられる石組みの大規模な水路遺構が新たに確認された。岩盤を削った精巧な造りで「当時の進んだ技術が使われている」のが特徴だ。



山頂域にある城の大手虎口調から南西に広がる谷では、これまでに2ヶ所の曲輪や大小の石垣、石列などが確認されている。地形的に水の処理が重要になるという問題が浮上したことから調査を進めたところ、下部の曲輪の南東側にある岩盤沿いで遺構が見つかった。

遺構は金山を構成する凝灰岩の地山の部分を削り、一方の側面には切り出した石が2段、3段と積まれている。幅90~135センチ、深さは最大約60センチで長さ約25メートルにわたって確認された。上流部には堰を設けたと考えられるほぞ穴もある。


なんでも大規模水路遺構が確認されたのは初めてで精巧な石組みの水路は近辺の山城にはほとんどみられないそうです。


う~ん、見学に行きたいよ~。現地説明会あるんだろうな~。

残念無念!!