6月議会で質問したことの2つ目です。
質問内容は、入札の方式についてです。
現在の桑名市の入札は、事前に予定価格を公表して、それを基にした最低制限価格(非公表)というものを設定しています。しかし、この最低制限価格は、ある方程式に従って算出されるため、ある程度予測することはできます(算出ソフトも市販されています)
入札者は、この予定価格と最低制限価格の範囲の中で最低価格を提示したものが落札できるという方式です。
また、この最低制限価格は入札条件によっては多少変動する方式にもなっています。
こんな入札方式です。何か問題がありそうだと、過去2年間の入札のデータを調べましたところ、大きく2つの課題があると感じましたので、それを質問しました。
1つ目の課題は、「入札参加数が少なくなると、落札価格が高くなる」
当然と言えば当然ですが、入札参加数が少なくなると、データより落札価格は明らかに高くなります。入札数は2社以下の件名も20%ほどあり、参加者を増やす必要があると思います。現在は1億5千万以下の件名は桑名市の業者に限って入札できるので、それを市外にも広げる必要があるのではないでしょうか?
2つ目の課題は、最低制限価格の導入という問題です。
この最低制限価格、上にも書きましたが、予測が可能です。
そのために、とある件名では10の入札の内、9の入札が最低制限価格で入札しており、落札者をくじ引きで決めるということが発生しています。これは、決して極端な例ではなく、このようなくじで落札者を決定することが多発しています。
つまり、まじめに見積りして、会社の力が金額に反映されているわけではなく、計算式を使っていかに最低制限価格を当てるかという競争になっています。言い換えると、見積り能力なくても予定価格から最低制限価格を算出できるので、落札することができてしまいます。
非常に不健全な状態になっています。国のほうでも、予定価格を事前に公表する場合は、このような事態に陥らないようにしなければならない。とガイドラインを出しています。
そんな課題を市に突き付けてみたのですが、特に目立った反応もなく今のままの制度を続けていくという答弁でした。
課題は明らかなんですが、どうやら数年前の市職員の不祥事が尾を引いているらしく、不正が起こらない方式を維持したいそうです。
不正は不正として罰して、資本主義が健全に働くような方式に変更した方がメリットが大きいと思うのですが。
また数年後ぐらいに聞いてみようかと思います。
質問時に使用した資料を載せておきます。
