今さら誘発効果と誘発即時効果の違いにつまづきだしたので個人まとめ
誘発即時効果のおおまかな分類
●原則として相手ターンに使用できる効果
●効果・カードの発動をした時に使用できる効果
●ダメージ計算時に使用できる効果
備考:
・ダメージ計算時に使用できる効果でも自分ターンにしか使用できない場合は誘発効果になる
・ダメージ計算時以外の特定のタイミングで使用できる効果は誘発効果
・「オネスト」の「ダメージステップ開始時からダメージ計算前までに」も誘発即時効果。
→おそらく「○○から✕✕」という「相手ターンの定められた間」を指すテキストなので「ダメージステップ開始時に」や「ダメージ計算前に」のように誘発効果にならない。
ルールブックでは
誘発効果
「このカードが召喚に成功した時」や「このカードがリバースした場合」等、そのモンスターが定めたタイミングで発動する効果です。
相手に事前に察知されやすく対策されてしまいやすい効果ですが、他のカードの効果や自分のプレイング次第でその発動条件を引き出し、狙ったタイミングで発動させることも可能です。
例:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。〜する。このカードがリバースした場合、〜する。
誘発即時効果
使用タイミングは限定されているものの、相手ターンでも任意に発動させることが可能な特別な効果です。この効果だけは、モンスターの効果であるにもかかわらずスペルスピードが2に設定されています。
罠カードのようにカードの存在は気づかれにくく、相手に予想外の効果を与える事ができます。
例:この効果は相手ターンでも発動できる。
ちなみに中級編
疑問に思ったのが「ガーディアン・スライム」
「①:自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。」は誘発効果
「②:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。このカードの守備力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。」は誘発即時効果
相手のターンでも発動できる誘発効果が誘発即時効果として考えると、
「N・グラン・モール」の効果や
「No.39 希望皇ホープ」の①の効果は誘発効果
無論これらの効果は相手ターンにも発動する。
こちらは「相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時」や「自分か相手の攻撃宣言時」など、「相手」と書かれている。
しかしながら「ガーディアン・スライム」の②の効果も「相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時」でありながら誘発即時効果。
「冥府の使者ゴーズ」の「相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時」や「トラゴエディア」の「自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。」も誘発効果。
これらは「ガーディアン・スライム」の①の効果と矛盾はしない。
「スターダスト・ドラゴン」等の「(フィールドのカードを破壊する)魔法・罠・モンスターの効果が発動した時」というのも誘発効果。「灰流うらら」等もここに含まれるだろう。
「ガーディアン・スライム」の②と似た効果の「双穹の騎士アストラム」の②の「このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージ計算時」も誘発即時効果。
「蛇神ゲー」の④の効果「このカードが戦闘を行うダメージ計算時」も誘発即時。
「邪神アバター」や「邪神ドレッドルート」は永続効果なので無関係。
「オネスト」や「ダーク・オネスト」の「自分の○属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前まで」も誘発即時効果。
「合神竜ティマイオス」の②の「このカードが戦闘を行うダメージ計算時」も誘発即時効果。
「クリボー」の「相手モンスターの攻撃で自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時」も誘発即時効果。
「お注射天使リリー」の「このカードが戦闘を行うそのダメージ計算時」も誘発即時効果。
「ライトロード・モンク エイリン」の①の「このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージ計算前」は誘発効果。
「天空騎士パーシアス」の②の「このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合」(ダメージ計算後)も誘発効果。