⑮奥の細道(小松-山中温泉)-2 | 日本全国ぶらり街道一人旅

日本全国ぶらり街道一人旅

タイトルを変更しました、寄る年波には勝てず長い距離を走れなくなってしまったため、もうマラソン大会に出られるような走りは出来なくなてしまった、近頃は走ることもままならずもっぱらウオーク&ジョグである、ただ街道の旅はやりたいのでタイトルを変更しました

小松で、芭蕉ゆかりの地を巡っている間、雨は降ったりやんだりで、合羽を着るチャンスを

失ってしまい、すっかり冷え切ってしまった

 

もしこの時、ざーざー降りの雨が降ってきたら、多分ここでギブアップしたと思う

おでんを食べ合羽を着て、何とか体勢を立て直し走り出す、次に向うは那谷寺

 

向かう途中、温泉が2箇所ほどあった、寒いから入っていこうかと思ったが

そうゆう時に限って雨が上がっている、頑張らざるを得ない

 

調べておいた目標の、「分校」と云う交差点を左に曲がると、久し振りの峠に出た

そんなに長い距離ではなかったので、難なく通過して11号線に突き当たる

 

     

右前方を見ると、森の麓に、「那谷寺」の看板が見えたので場所は直ぐ分かった

拝観料500円を払い中へ、雨模様ながら参拝客が結構多い

 

    

  

紅葉まっさかりの中から、出ました奇岩岩石の岩山、立石寺に似て非なるものだが芭蕉の目に

とまったようだ、芭蕉句碑がある

 

          「奇石さまざまに、古松植ならべて、萱ぶきの小堂

          岩の上に造りかけて、殊勝の土地也」

 

          石山の石より白し秋の風  芭蕉

 

次に向うは山中温泉、今夜の宿は、私も芭蕉にあやかり山中温泉に泊まりたかった

紅葉真盛、全ての旅館が満室で予約出来ず、やむなく手前の山代温泉に宿をとった

 

 1時40分、山代温泉街に入った、今夜泊るであろう宿を横目に山中温泉に向う

依然として雨は降ったりやんだり、止まると寒い

 

     

2時30分、山中温泉に入ってきた、ここでも芭蕉ゆかりの地を訪ねる、芭蕉と曽良は山中温泉の

「和泉屋」へ泊まった

 

「温泉に浴す、その効、有馬に次ぐといふ、あるじとする者は、久米乃助とていまだ小童なり

彼が父俳諧を好み洛の貞室、若輩の昔ここに来たりしころ風雅にはづかしめられて、洛に帰りて

貞徳の門人となって世に知らる、功名ののちこの一村、判詞の料を請けずという、いまさら

昔語とはなりぬ」

 

          山中や菊は手折らぬ湯の匂  芭蕉

 

小童あるじ、久米乃助はまだ十四歳であったが、芭蕉に弟子入りし桃妖、という俳号をもらう

大聖寺川沿いに下って黒谷橋を渡ると芭蕉堂があり、その横に桃妖の句碑がある

 

          紙鳶(たこ)きれて白根が嶽を行方かな  桃妖

 

     

この「黒谷橋」から、「こおろぎ橋」にかけて、大聖寺川沿いが遊歩道になっており紅葉を見ながらの

散策には最高である

 

大聖寺川沿いにへばり付くようにホテル、旅館が軒を連ねている、これが全部満室とは

驚きである、私は雨に打たれて、いかんせん寒く、足早に写真を撮りながら進む

 

    

芭蕉逗留泉屋の跡、の石碑が北国銀行の敷地内にある、芭蕉は山中に8泊している

 

       

その向かいに、芭蕉も入ったといわれる、共同浴場の「菊の湯」がある、もう溜まらない

寒さに震えたこの体を癒すのは温泉しかない、300円を払い入浴

 

いや~、満足、充分に体を温める事が出来た、入浴後はもう走れないので、山代温泉の

今夜の宿までバスで戻る

 

この宿、シティーホテルなのだが、値段の安さも4900円と驚く、さらにランドリーが無料で使え

今日の雨で濡れた衣服を全て洗濯し明日は乾いた服装で走れるのが嬉しい

 

翌朝、さらに驚きが待っていた、何と、朝食が無料、パンが食べ放題、サラダにゆで卵

温泉卵、オレンジジュースにパインジュース飲み放題、腹一杯飲んで食べて出発したのは

言うまでもない

 

今日の走行距離は(金沢-山中温泉)54.4k

 

          菊の湯に芭蕉想いて冬の旅  みのさん

 

 

 

 

 

 

 

 

小松で、芭蕉ゆかりの地を巡っている間、雨は降ったりやんだりで、合羽を着るチャンスを

失ってしまい、すっかり冷え切ってしまった

 

もしこの時、ざーざー降りの雨が降ってきたら、多分ここでギブアップしたと思う

おでんを食べ合羽を着て、何とか体勢を立て直し走り出す、次に向うは那谷寺

 

向かう途中、温泉が2箇所ほどあった、寒いから入っていこうかと思ったが

そうゆう時に限って雨が上がっている、頑張らざるを得ない

 

調べておいた目標の、「分校」と云う交差点を左に曲がると、久し振りの峠に出た

そんなに長い距離ではなかったので、難なく通過して11号線に突き当たる

 

     

右前方を見ると、森の麓に、「那谷寺」の看板が見えたので場所は直ぐ分かった、拝観料500円を

払い中へ、雨模様ながら参拝客が結構多い

 

    

  

紅葉まっさかりの中から、出ました奇岩岩石の岩山、立石寺に似て非なるものだが芭蕉の目に

とまったようだ、芭蕉句碑がある

 

          「奇石さまざまに、古松植ならべて、萱ぶきの小堂

          岩の上に造りかけて、殊勝の土地也」

 

          石山の石より白し秋の風  芭蕉

 

次に向うは山中温泉、今夜の宿は、私も芭蕉にあやかり山中温泉に泊まりたかった

紅葉真盛、全ての旅館が満室で予約出来ず、やむなく手前の山代温泉に宿をとった

 

 1時40分、山代温泉街に入った、今夜泊るであろう宿を横目に山中温泉に向う

依然として雨は降ったりやんだり、止まると寒い

 

     

2時30分、山中温泉に入ってきた、ここでも芭蕉ゆかりの地を訪ねる、芭蕉と曽良は山中温泉の

「和泉屋」へ泊まった

 

「温泉に浴す、その効、有馬に次ぐといふ、あるじとする者は、久米乃助とていまだ小童なり

彼が父俳諧を好み洛の貞室、若輩の昔ここに来たりしころ風雅にはづかしめられて、洛に帰りて

貞徳の門人となって世に知らる、功名ののちこの一村、判詞の料を請けずという、いまさら

昔語とはなりぬ」

 

          山中や菊は手折らぬ湯の匂  芭蕉

 

小童あるじ、久米乃助はまだ十四歳であったが、芭蕉に弟子入りし桃妖、という俳号をもらう

大聖寺川沿いに下って黒谷橋を渡ると芭蕉堂があり、その横に桃妖の句碑がある

 

          紙鳶(たこ)きれて白根が嶽を行方かな  桃妖

 

     

この「黒谷橋」から、「こおろぎ橋」にかけて、大聖寺川沿いが遊歩道になっており紅葉を見ながらの

散策には最高である

 

大聖寺川沿いにへばり付くようにホテル、旅館が軒を連ねている、これが全部満室とは驚きである

私は雨に打たれて、いかんせん寒く、足早に写真を撮りながら進む

 

    

芭蕉逗留泉屋の跡、の石碑が北国銀行の敷地内にある、芭蕉は山中に8泊している

 

       

その向かいに、芭蕉も入ったといわれる、共同浴場の「菊の湯」がある、もう溜まらない

寒さに震えたこの体を癒すのは温泉しかない、300円を払い入浴

 

いや~、満足、充分に体を温める事が出来た、入浴後はもう走れないので、山代温泉の

今夜の宿までバスで戻る

 

この宿、シティーホテルなのだが、値段の安さも4900円と驚く、さらにランドリーが無料で使え

今日の雨で濡れた衣服を全て洗濯し明日は乾いた服装で走れるのが嬉しい

 

翌朝、さらに驚きが待っていた、何と、朝食が無料、パンが食べ放題、サラダにゆで卵

温泉卵、オレンジジュースにパインジュース飲み放題、腹一杯飲んで食べて出発したのは

言うまでもない

 

今日の走行距離は(金沢-山中温泉)54.4k

 

          菊の湯に芭蕉想いて冬の旅  みのさん