今、炭に火を入れ、焼き鳥を焼きながら、ふと思った
火は、どれだけ熱く燃えようとしても、風がなければ燃え続けることはできない
もしかしたら、あそこでの役割も同じだったのかもしれない
彼が“火”なら、俺はその火を支える“風”だった
けれど俺は、火を大きく育てる追い風にはなれなかった
ただ揺れるだけの、弱い微風だったのかもしれない
だから今を思うと、悔しさと反省が胸に残る。
でも、焼き台の前に立って改めて感じる
本当に美味しい料理を作るには、強い火だけじゃ足りない
その火を生かし続ける風が必要なんだ。
火と風、どちらが欠けても、人の心を動かす味にはならない
だからこそ次は、誰かの火を消さない風じゃなく、、
もっと力強く燃え上がらせる風になりたいと思う


