電車・バス・飛行機などを利用して「自転車」を現地まで運び、旅先でサイクリングすることを「輪行」という。
健康や節約のために始めた自転車の楽しみ方が進化したもので、走行性能の高い折りたたみ自転車や輪行バッグの売れ行きが好調らしい。
また、鉄道やバス会社も愛好家のために関連したサ-ビスを開始して評判がいいそうだ。
私も旅先で「レンタル自転車」を利用したことはあるが、余り満足できるレベルの自転車にお目にかかったことはない。
マイ自転車ならレンタルのように返却で行動範囲や時間が制約されることもないし、先ほどのような不満も解消されるというわけで「マイ自転車」にする人が増えてきたわけだ。
売れ筋はドイツの企業が開発した「BD-1」(157,500円から)と英国製の「ブロンプトン」(151,200円から)。
ママチャリがひとこぎ5メ-トル弱なのに、BD-1はギア比を工夫して、ひとこぎ7メ-トルも進むという具合に走行性能が高く、折りたたみ型でも長距離走行に向いているとのうたい文句である。
折りたたんだ自転車を包む「輪行袋」も好調な売れ行きで推移しているようだ。
交通会社も持ち運びを支援するために、特別切符を発売したり、バスにも乗せられるようにしたりと様々なサ-ビスが出始めている。
また、ヤマト運輸は旅先への自転車運送サ-ビスを宅急便より格安で各地に送ることができるようにした。
私もできるだけ早く「マイ自転車」の上等なやつが買いたい。様々なタイプと長所短所があって、どれにしたら良いか迷ってしまう。