しばらくブログの更新を途絶えさせてしましたが今日からまた始めます。なんでしばらくブログを途絶えさせてしまっていたかですが、、、


特に理由はありません。書きたいことはたくさんあったんですけどなんとなーく夜書く時間が取れなかったので書かなかっただけです。
使命感からブログを書くのは嫌なのでこれからも書きたいときに書いて書きたくないときには書きませんけど許してください笑

でも、まだまだやる気はあるので2日に一回くらいは書きたいですね。








さて、今日は大学の授業のお話。
「医学の基礎」の授業は夏休み明けから今までずっと続いてきています。これまでに終わった単元は5つ。
生化学、組織学、分子細胞生物学、感染微生物学、免疫学です。残りは生理学、薬理学、病理学、解剖学の4つで、やっと折り返しかという感じですね。

最近は専ら生理学の授業で、脳の働きとか神経の動きを勉強しています。


いみわからん。


大学の授業ってどんなイメージですか?偉そうなおじいちゃん教授がだだっ広い教室に大勢の学生を集めて難しそうな話を淡々と話すイメージ?

↑こんなの?



確かに高校とかの授業に比べれば淡々とはしている授業が多いですし、授業の邪魔をしていなければ基本的に何をしていてもOKです。
やる気がなくて勉強しない学生は自己責任ですし、追っかけて成績を取らせにくるという先生はほぼいません。

まあ、当然ですよね、大学の教授方は教えるプロでは無くて研究や実技のプロですから。研究や仕事の合間に自分の知識を学生に放り投げてるみたいな教授もいると思います。教えるために存在する中学高校の教員とは性質が違うんですね。



こんなこと言うと、
「えー、大学ってもっと夢があって楽しい授業が受けられるんだと思ってた。つまんなそう。」
って感じる中学生高校生も出てくるでしょう。否定はしません。基本的にはわけの分からない授業ばかりなので最初は楽しくは無いかもしれませんから。

ただ、大学にだって話が面白くて授業もわかりやすい先生が当然います。


今の生理学の授業で言えば、K先生。若い男性の先生で、かなり元気で明るい感じの先生です。

↑K先生の授業。心なしか寝てる人も少ない気がします

例えば、大学の教員何人かでご飯を食べに行った時の話とかをしてくれます。








ある日K先生は生理学の先生方何人かとご飯に行きました。
そこにいた女性の教員が言いました。


「最近コラーゲン鍋っていうのを食べたんですよー。すっごいお肌にいいみたいな噂で。」


コラーゲン鍋っていうのは鍋の上にプルプルのコラーゲン体が乗った鍋のことですね。




その話を聞いていた別の男の先生が、


「いや、お前何言ってんだ。タンパク質ってのはペプチドの形に分解されてから吸収されるんだぞ?コラーゲンを摂取したからってそれが分解・吸収されたあとに体内でコラーゲンに戻る保証なんかどこにもないじゃないか。」


なんて言ったらしいです。
生理学の教員となるとやっぱりそういうところが気になっちゃうんでしょうね。こういうのは医学生全般にも言えることで、誰も幸せにならないところでこういう夢のない指摘をしちゃうんですよ。




この事実に大してK先生は授業でこう言っていました。「お前ら、、こういう大人にはなるなよ。」と。

「コラーゲン鍋は確かに食べてもあんまり意味はないかもしれないけど、女の子とご飯を食べてる時はそんなこと考えずに、食べた瞬間『おっ、お肌プルプルじゃね?』って言っとけばいいじゃん。大人になれ。」






医学類のみんなハッとしてましたね。身に覚えがある人が多すぎたみたいです笑


授業とは関係ない話ですけどこの話をしてる間は結構みんな笑いながら聞いてて、その後の授業も集中できました。

一つの単元に1人くらいはこういう面白い先生がいて、そういう人に限って授業が分かりやすいです。



まあつまりは、人によりけり。です。




夢のための勉強なのでもちろんどの授業も楽しいっちゃ楽しいですけど、どっちかといえばこういう面白い先生の方がいいですよね。これから大学に入る人も楽しみにしていてください。







ちなみに昨日、一昨日は生理学の実習がありました。カエルを解剖して神経だけ取り出し、その機能を見る実験。生きたカエルを殺すところから始める実習だったので結構胸が痛みました。班で2人だけが解剖する実習だったので僕は解剖しませんでした。

これからも何度か動物実験があるらしいのでちょっと嫌ですね。勉強のためにはもちろん仕方無いんですけど。







それでは今日はこの辺で。さよなら〜👋