「北斗サーガ系譜まとめ7」から続く。

https://ameblo.jp/minorudaburu/entry-12581736789.htmll

 

●イモリは目や心臓や脳等が傷ついても、一生を通じて何度でも再生する事が出来る。

イモリは生物界での再生能力のチャンピオン。この能力をヒトに生かせれば画期的だ。

筋肉の幹細胞からは手や足等が生まれるが、イモリは「脱分化」で、例えば腕の筋肉が傷つくと

「分化の不可逆性」を無視して筋肉の幹細胞にまで時を戻し、もう一度分化して自力で再生出来る。

これにはイモリ固有の遺伝子「Newtic1」が関わっているんだそうだ。

普通、生物の赤血球は酸素を運ぶだけだが、イモリの赤血球は「再生に関わる重要な因子」を分泌している。

イモリの赤血球を詳しく調べてみると、Newtic1が作るタンパク質等、

「再生に関わる重要なタンパク質」が10種類以上も含まれている事が分かった。

イモリは赤血球が傷口に達すると、「再生に必要なタンパク質」が「Newtic1が作る粒」の中に入り込み、

この粒が謂わば運び屋の役割を果たして、必要な場所で「再生に関わるタンパク質」

を赤血球の外へ放出する。これにより脱分化のスイッチが入り、再生するというのだ。

Newtic1が赤血球から選んで運び出す物質はヒトの体の中にもあるもの。

だからヒトにもNewtic1の様な運搬係になる物質を塗り薬や点滴等で注入すれば再生するかも知れない。

ヒトも母親のお腹の中にいる時は凄い再生能力を持っており、心臓等が傷ついても幹細胞を使って再生出来る。

あと、イモリのゲノムを解析すると、「レトロトランスポゾン」という特徴が浮かび上がってきた。

レトロトランスポゾンとは、ゲノムの一部がコピーされ、他の場所へ貼り付けされる現象。

これが繰り返された事で、イモリのゲノムサイズはヒトの7倍以上に巨大化した。

この「繰り返し配列」はこれまで機能を持たない無駄な部分と考えられてきたが、近年の研究でこの「繰り返し

配列」には重要な意味があるという事が分かってきた。これらは天斗の再生能力の説明に使えそうだなw(^0^)/

●ラオウはトキと一緒に飛燕から拳法を習ってる時は、トキの事を「大人しい拳だ」と思っていた。

 

 

●アニメでフドウの道場破りの時に道場生が「北斗神拳を甘く見るな!」と言うらしいが、

原作漫画にそんなセリフは無いし、ホントに「アニメ制作陣は考え無し」だよな(呆)

リュウケンは北斗四兄弟を内弟子として一般道場生には拳法の基本を教えて

いたが、暗殺拳だから「北斗神拳」の看板は出してなかっただろうに。

●「フドウが道場破りで食料を要求するのは変」という北斗ファンがいるんだけど、トキ鍼灸整骨院

のビルの屋上はボロボロだったし、核が落ちる前から既に局地的な戦闘は起こっていたんだよ。

●「ユリアじゃレイの『六人の男』発言が嘘になる」と言う北斗ファンがいる

んだけど、真劇場版では六聖拳崩壊前の伝承者はダーマって事になってるよ。

ユリアは南斗の町に来た後にダーマから後継者に任命されたとの事。

ユリアの家系は南斗宗家だろうね。超能力の資質のある者が当主になるという。

●未来からタイムスリップしてきた人物を海斗雄翳拳伝承者以外にもう1人出して案内役にするのもいいかも知れない。

そして1945年から歴史が変わってパラレルワールドになってる事を示してもらう(冥王星や第9惑星等の事も)。

●黄道十二星座の「消された13番目の星座」は「へびつかい座」である。

●格闘漫画でヤマトに相当するのが「あしたのジョー」、ガンダムが「北斗の拳」、エヴァが「刃牙」。

●拳志郎は除詠進の死体をギーズに見せてもらって「九神奪命」の秘孔の位置を割り出した。

拳志郎が知らなかったという事は、これは「708の経絡秘孔」以外の新秘孔。

●砂蜘蛛らは「国境警備隊の猛者」だが、カイゼルが砂蜘蛛の事を「下級の修羅」

呼ばわりしてるから、「カイゼルにも秘密のカイオウ直属部隊」だったんだろうな。

●世紀末って「歯磨きの習慣」はあったのかな?ケンシロウは「くさい息を吐くのはそれぐらいに

しておけ」と言ってたから、してたと思いたいが。そうでないとマミヤとのキスが台無しになるw

 

 

●其々の拳の源流は、

北斗神拳は西斗月拳、

北斗琉拳(気)は北斗三家拳、

南斗六聖拳は極十字聖拳(南斗飛燕拳)(空)、

元斗皇拳(核)は天斗聖陰拳(光)、

そして泰山天狼拳は冥斗鬼影拳(氷)。

五車風の拳は南斗聖拳(剣)、

五車雲の拳は東斗瑪拳(腐)、

五車炎の拳は西斗月拳(焔)、

五車山の拳は北斗神拳(滅)、

そして五車海の拳は海斗雄翳拳(嵐)。

●「①②の前部」は「北斗の拳」登場の拳法、「①の後部」は「蒼天の拳」登場の拳法。

「②の後部」は「東西南北」が綺麗に揃った。

●天斗の数々の能力は「ルーアハによる神経や遺伝子の操作で得た力」。

●算命学の十大主星

https://uranai8go.theletter.jp/posts/7b89a860-eed0-11ec-870e-672161784a14

●「鬼滅の刃」の根底にあるのは「北斗の拳」だよ。

「敵が死ぬ間際に回想入って主人公が哀しみ拾う」のは「北斗」だしw、「登場人物が次々死ぬ」のも「北斗」w

「呼吸法」も「鼻が利く」のも「北斗」だしw、ケンシロウの本名設定は「霞拳志郎(かすみけんしろう)」だが、

鬼滅の方は「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」wケンシロウが「ケン」だから、炭治郎は「タン」と呼ぼうw

 

 

●今の時点で分かっている「登場人物の生年」は、

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「黄金栄」→「1868年生まれ(1953年没)」。

「蒋介石」→「1887年生まれ(1975年没)」。

「葉子英」「羅門」→「1923年生まれ」。

「エリカ」「ハルト(コウリュウ)」→「1925年生まれ」。

「海斗雄翳拳伝承者」→「1945年時点で15才」。

「赤鯱」→「1950年生まれ」。

「フドウ」→「1965年生まれ」。

「カイオウ」→「1967年生まれ」。

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「ラオウ」「リュウガ」「サウザー」「シュウ」「ヒョウ」「ハン」→「1970年生まれ」。

「トキ」「ジュウザ」→「1973年生まれ」。

「ジャギ」「アミバ」→「1976年生まれ」。

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「ケンシロウ」「シン」「レイ」「ユダ」「ユリア」「サヤカ」→「1979年生まれ」。

「バット」「アイン」→「1988年生まれ」。

「リン」「ルイ」→「1990年生まれ」。

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●真言宗の総本山である「東寺(教王護国寺)」講堂の須弥壇中央には五体の如来像(五智如来)、向かって右

(東方)には五体の菩薩像(五大菩薩)、向かって左(西方)には五体の明王像(五大明王)が安置されている。
また須弥壇の東西端には其々「梵天像・帝釈天像」、須弥壇の四隅には「四天王像」が安置されている。
以上、全部で21体の彫像が整然と安置され、「羯磨曼荼羅(立体曼荼羅)」を構成している。
講堂中央の三輪身は、自性輪身が大日如来、正法輪身が金剛波羅蜜菩薩、教令輪身が不動明王である。
如来は天帝(皇帝、天皇)を表わす。菩薩に関しては諸説ある様だが。
●曼荼羅の「9」は「大日如来、金剛波羅蜜菩薩、不動明王、梵天、帝釈天、
四天王(東の持国天、南の増長天、西の広目天、北の多聞天)」なのかも。
●「闘気の結界」は、宗武が「不動明王」、拳志郎が「女人像(聖母像)」である。
この事は宗武が男児に恵まれ、拳志郎が女児に恵まれる事と合致する。
ケンとヒョウの結界が「闘神のオーラ」なのは、祖父である「張太炎の血」を受け継いだからなんだろう。
この闘神が「帝釈天」。ケンは「闘神インドラの化身」と言っているが、「帝釈天」はインドラの事である。
同様に、カイオウの結界が女人像っぽいのは祖父である「拳志郎の血」が色濃く出たのだと思われる。
●拳志郎の異名は「閻王(閻魔大王)」だが、これは「焔摩天」だ。焔摩天だと
かなり格が落ちてしまう。拳志郎の周囲が勝手にそう思ってるだけなんだろう。
●拳志郎の結界の正体として可能性がある候補は3つ。「①金剛波羅蜜菩薩②孔雀明王③妙見菩薩」である。
「孔雀明王」は唯一「菩薩の顔をした明王」。「妙見菩薩」は「北の星宿を神格化したもの」で、武士の信仰
を集めた(因みに、「拳志郎の母」にして「宗武の叔母」の劉月英は「観音菩薩の聖観音の生き写し」である)。
「明王」は「空海が唐から日本に持ち帰った秘密兵器」だから俺としては「孔雀明王」であって欲しいが。
孔雀明王が日本では変化して伝えられ、武士達の間で妙見菩薩として崇められたのかも知れない。

 

 

●南斗宗家は「八幡神(八幡大菩薩)」と縁があり、未来を託されるリュウの結界は「弥勒菩薩」の様な気もする。

そもそも北斗の血統以外に結界があるのかもよく分かっていない。

空海と所縁があるのは二大北斗宗家だけだから空海は北斗だけを立体曼荼羅として表わしたのかも知れないし。

●また北斗サーガでは洛陽の白馬寺にオウカの魂を弔う為の女人像が建立された設定に

なっているが、寧波の泰聖院は劉家拳の菩提寺になるのでここの御本尊も女人像という設定。

また霞家の寺は真言宗だが、ここの御本尊は「観音菩薩の聖観音」という設定だ。

多分鉄心が月英を想う余り無意識に御本尊としたのだと思われる。

●ソロモン神殿の跡地にはイスラム教の「岩のドーム」がそびえ立っている。岩のドームの中心には

「アブラハムの岩」と呼ばれる巨大な岩があり、その地下には巨大な空間が存在するらしいのである。

「フリーメイソンの祖であるテンプル騎士団が既に掘り返して外部に持ち出した」

との説もあるが、「失われたアーク」はまだここに隠されているのではないか。

2011年1月、岩のドームの真上に発光するUFOが出現し、話題を呼んだ。

「『失われた神殿を再建せよ』との神の啓示」と解釈する研究家もいるんだそうだ。

UFOは冷戦時代には各国の核基地上空でよく目撃されたが、やはりアークは岩のドームの地下にあるのかも知れない。

●ボーガンといえば「北斗の拳」のヒャッハーな雑魚の皆さんw秦が中華統一を果たせた

のもボーガンと馬のおかげ。 https://yahoo.jp/PuwHC5 【ボーガンの所持を許可制に】

●「シメオンとの立ち合い&幻夢百奇脚の伝授(後のファルコの「片足の邪法拳」)」といい、

「イスラエル編での登場&レニスとの再会」といい、太炎はつくづく「天斗(元斗)と縁がある」なー

●天斗や東斗は体内で生物毒を生成する事が出来る様だ。

●ラオウは時代劇のファンだったからあの様な口調になった。

 

 

●1928年6月4日、張作霖爆殺事件。1932年3月1日、満州国建国。

●霊王こと芒狂雲は黒社会では有名で、翁は「玉玲は霊王の許嫁」という密約を隠したまま

青幇の主要幹部や潘玉玲や楊美玉とも会わせていた。拳志郎は霊王とは面識が無かった。

1932年クリスマスイブ、青幇と十六股党の秘密会議に紅華会が爆弾を投げ込んだ。

それと同時刻に霊王も魏教父を暗殺。拳志郎は裏切り者の翁洪元を暗殺し、その夜

に紅華会にも殴り込んで壊滅寸前にまで追い込んだ。潘光琳は左腕の傷の痛みを痩せ

我慢しながら拳志郎との別れを済ませた。光琳は青幇の後継幇主となったが、その

光琳らの元に霊王が現れて、翁との密約があった事を告げた。だが、そこで玉玲の

拳志郎への愛を知ってしまい身を引く。それから光琳らはしばらくいい時を過ごした。

1934年、紅華会御大・章烈山は霊王を刺客として雇い、青幇への報復に成功した。

霊王は直後に満州まで行って、元「張作霖将軍の正規軍」であった「王攬把の部隊」

に玉玲を預けた。飛燕が玉玲を見たのは昔「北平漂局」の仕事で満州まで来た時。

部隊は満州国建国後も残って戦っていたが、玉玲を預かって暫くしてから満州を追われ、流浪

の馬賊となって河北省まで流れて来た。玉玲は「平原で生きる術」を満州で教わり、満州を

追われる仲間達を命懸けで守った。仲間達から母の様に慕われる様子を飛燕は見聞きしていた。

●1935年4月6日、溥儀が初来日。拳志郎が上海へ舞い戻ったのも1935年。

●1936年、蒋介石率いる南京政府(国民党)は拳志郎への刺客として流飛燕派遣を決定した。

●1937年8月9日、上海郊外の虹橋飛行場正門前で大山勇夫海軍中尉が中国保安隊によって

射殺される「大山事件」が起こった。第二次上海事変は同年8月13日から10月26日まで。

 

 

●ギーズとソフィーは「上海のフランス租界の沙発花園の洋館(今は廃屋)」で生まれた

ユダヤ系フランス人。その後両親はソフィーだけを連れて本国フランスへと移住した。

ソフィーはドイツ人のペーターと恋仲になってドイツに移り住んだが、1935年9月

15日制定のニュルンベルク法とユダヤ人弾圧の危機感から遠い上海目指して出国した。

途中のシベリア(北アジアの事。ウラル山脈以東は全てシベリア)でマルローが「ギーズを上海

から追放する為」ソフィーを誘拐しようと待ち伏せていた。ペーターは命を懸けてソフィーを

助けた為、マルローに殺された。2人はドイツからギーズを頼って上海に向かう為、途中「シベリア

鉄道」に乗った(飛燕もモスクワからハルピンまで行くのに途中、シベリア鉄道を使った)。

ペーターはクローゼットにソフィーを隠していて、もう少しで見つかりそうになったが、手紙

で知らされていたギーズが迎えに来たので寸での所で助かった(マルローは察知して逃げた)。

だが、ペーターが殺された事を知り、ソフィーはショックで流産し、記憶も失った。

ギーズらの両親が死んだ経緯は不明だが、ヒトラーによる「ヨーロッパのユダヤ人弾圧」を懸念し、

「誰にも追われる事のない国」を夢見ていた事をギーズは手紙で知らされていた。フランス本国は

国際都市上海の重要性からギーズを陸軍情報武官の大佐へと昇格させ、スパイ活動をさせていた。

●拳志郎がソフィーに初めて会ったのも1935年9月~12月の間

(ギーズはニュルンベルク法の事を「この9月に公布された」と言っている)。

●「ジャコウってじいさんてアインに呼ばれてたがファルコと一緒に育ったはずなのに」という北斗ファンが

いたんだけど、回想場面でのファルコの母は結構年行ってる風だったからファルコは高齢出産だったんだろう。

ファルコが産まれる以前にファルコの母はジャコウを養子にしたんじゃないかな。

●ラオウやトキは台湾で幼少期を過ごしたから三家拳の事も聞いていたが、ケンは知らなかった。

 

 

●エリカの育ての親(ユダヤ人)は一家でドイツからソ連へ逃れた。ソフィーもそうだったがこの

時代、ドイツから中国に入る場合シベリア鉄道でソ連を経由するのが1つのルートだった。そして

「モスクワ近くの協力者の家」で「ハルピンのユダヤ人協会」から「モスクワからハルピンまでの

一家の護衛役として流飛燕という男を雇って送った」という連絡を受けたが、飛燕が着く前に義父

と義兄は「ナチスの暗殺者(拳心)」に殺された。エリカの義母は「自分の命と引き換えにエリカ

は見逃して欲しい」と暗殺者に頼み、自らナイフで胸を突いた。エリカは助かったが、しばらくして

暗殺者が持ち帰った「希望の目録」が偽物である事が判明し、本物強奪とエリカ殺害を目的として

ナチスは武装SSの精鋭23名を差し向けた。一家はモスクワには一応辿り着いていたがギーズには

何故か「辿り着く前に殺された」と誤って報告された。飛燕は北平漂局(もしくはハルピンのユダヤ

人協会)と電報か電話で連絡を取り合い、李集雲にはそれらしく偽物を渡した。飛燕は裏稼業に通じている

ので霊王や天鬼(ソ連国境の町・満州里一帯を仕切る強盗馬賊「如虎部隊」の親玉)等の事も知っていた。

●インドネシア編では、ヤサカが死の間際にシメオンに、「上海に俺の女と

息子がいる。探し出して息子に西斗月拳を授けてくれ」と頼むシーンも描く。

●ユリアに頭へ包帯巻いてもらったり、ラオウの足を弓で撃ったり、武器捨てて妻と抱き合ったりしてるのがザク。

●最近犬を使った実験で、人以外の動物でも感情の昂ぶりにより涙の量が

増加する事が分かった。なら黒王や狼が涙を流していてもおかしくないなw

●潘兄妹の「潘」や太炎の「張」は「母方の姓」。

 

 

●「予想」じゃなくて「俺ならこうする」を書くと、俺なら「ハルトをコウリュウにする」。

根拠は「そろそろコウリュウも出さないと、リュウケンとコウリュウへの拳志郎に

よる伝承者発表&奥義伝授に間に合わなくなる」&「ハルトは、シラットの達人である

父親に手加減出来る程の素質」。肌の色や骨格の違いはどうにでもカバー出来るだろw

●但し、原作サイドがどう考えるかは分からない。俺はもう殆ど「リジェネシスの原作サイド」の伏線回収能力と

物語構成能力には期待を持っていないし、「北斗・蒼天の流れとは別物」と考えて、茶化しながら楽しんでるよw

●前に書いたけど、俺は「裏設定集」作る上で「1つの決まり」を設けてる。根拠に基づく論理的推理

を積み重ねた果てに、「次の選択肢が複数考えられる場合」は「選ばない」。俺は「ホクティストの楽しみ

方の1つ」である「後付けに対するこじつけ」の延長線上でやってるだけで、所詮「二次創作」だし、

俺に出来るのは「こうしないと矛盾が出るという最低限の設定作り」だけで、「物語を創作する権利は

無い」からである。この一線を弁えないと「はいコテ」みたいに「只の妄想」で終わっちゃうからなw

●裏設定考えてて面白い瞬間というのは「前後が繋がって『はまる時』」なんだが、いつも不思議に思う

のは「原・堀江両氏は一体どこまで構想を練っていたのか」という点だ。例えば、論理的推理を積み重ねる

と「潘兄妹と張太炎は母違いの兄妹で、シュケン系北斗宗家」という事にせざるを得ない。そうしないと

「時系列的に矛盾が出る」からだ。しかし、この関係はよく見ると「リュウガ3兄妹」と「全く同じ」なの

である。「蒼天におけるユリアは玉玲だし、ジュウザも太炎も遊び人で『妹』に惚れた」という凄い偶然

(驚)。おまけに太炎は「ヒョウ2兄弟の父方の祖父」にせざるを得ないのだが、ヒョウにも太炎にも

「×(バッテンマーク)」がついているのである。更に言えば、「太炎守護の五叉門党」に相当するのが

「ヒョウの側近五人衆」だw読者にデジャブを与えるに十分だが、問題は「描いてる時にここまで考えて

いたのか」という点だ。多分計算無しの無意識なんだろうが、考察していていつも感心するのである。

●今ワンピースとか「考察ブーム」らしいが、「北斗サーガの考察」は俺の独壇場だな♪(^0^)/

 

 

北斗の系譜について考えてみたよ!(^0^)/

●劉宗建(宗武の父)と劉月英(拳志郎の母)は共に劉玄信の実子で、実の兄妹。

宗武は玄信の孫で、月英の甥で、拳志郎の従兄弟。玄信は宗建の死後暫くして宗武を引き取り、劉家拳を授けた。

宗建は金儲けの才はあったが拳の才は無く、3人の弟子に去られた玄信はあの歳まで伝承者を続ける羽目になった。

●整理してみよう。

①宗武と拳志郎が「カイオウ&ラオウ」と「ヒョウ&ケン」の其々のお祖父ちゃんである事は間違いない(顔ソックリだから)。

②霞家は「シュケン系とリュウオウ系の混血」。空海と日本に渡った三兄弟の末っ子にある「北斗七星の

痣」は「オウカの血脈(リュウオウ系)の証」。末っ子はシュケン系の父とリュウオウ系の母の間の子。

③②と同じ理由で拳志郎にもケンにもカイオウにもリュウオウ系の血が入っている。

④ヒョウやケンの父親が「シュケン系北斗宗家直系の男」である事は間違いない

(ヒョウ「北斗宗家の男達、俺達の親父も女の愛に生きたと聞いている」)。

➄宗武も「リュウオウ系直系の血」を受け継いでいる(父親の劉宗建は恐らく劉月英の兄。だから玄信は宗武を引き取ったのだろう)。

⑥カイオウの母もリュウオウ系でなくてはならない(「彼女は多分カイオウ達に身を持って北斗琉拳の宿命と愛を説いたのであろう」)。

⑦カイオウとケンは実の兄弟ではない。

⑧ラオウとトキもリュウオウ系の血を受け継いでいる(ケン「思えばラオウやトキも愛に彷徨していた」)。

⑨夏文麗は二大北斗宗家(シュケン系とリュウオウ系)とは血の繋がりが無い。潘玉玲は特殊能力が使える

(蒼天6巻P107)上に、運命の道士も現れるので恐らく「シュケン系北斗宗家直系の一族の娘」。

⑩宗武と拳志郎は従兄弟、リュウオウとシュケンも従兄弟、オウカとシュメは姉妹。

 

 

●拳志郎夫婦の間には「2人の娘」が生まれる。

長女は「カイオウ4兄妹の母」、次女は「ヒョウ2兄弟の母」である。

リュウオウとシュケン、宗武と拳志郎、カイオウ4兄妹とヒョウ2兄弟。これらは皆「従兄弟」。

●カイオウ4兄妹の父は「劉宗武と夏文麗の次男(長男は死去)」、

ヒョウ2兄弟の父は「シュケン系北斗宗家直系の一族の男」。

だから正確には、カイオウ4兄妹は「リュウオウ系」の血が濃く、ヒョウ2兄弟は「シュケン系」の血が濃い事になる。

宗武は文麗に「ユリア延命の秘孔」を施す予定。文麗は男児を産んですぐに死ぬんだろう。

●ヒョウ2兄弟の父親が「シュケン系北斗宗家直系の一族の男」なのは確定。

ヒョウがケンに「北斗宗家の男達、俺達の親父も女の愛に生きたと聞いている」と言っているので。

ただ玉玲も「シュケン系北斗宗家直系の一族の娘」なだけに、どういう親戚関係なのかについてはこの時点ではまだ不明。

●劉月英の数々の特殊能力。ユリアのヒーリング能力。ユリアの魂は死後「残留思念」と化し、「ケンに

雷を落として記憶を奪う」「七つの傷を光らせる」「像に乗り移って涙する」等数々の奇跡を起こした。

ルイやシュウの叫びをリンは感じ取ったし、ファルコの死の瞬間にも彼の魂を感じ取った。

「ラオウとケンが透き通って小さい頃の姿が見えた」のは、2人の意識が肉体を超越し、それを天帝の子リンが敏感に感じ取った為。

他の拳士達が目がいいのはまだ分かるが、リンもあんな遠くからサウザーの表情の変化を見てとれた。

エリカは勾玉の知識を何故か知っていて、ヤサカの死も予知し、ヒーリング能力も見せた。

エリカと拳志郎の直観像記憶能力。拳志郎の異常な嗅覚。

ケンの「シュウが呼んでいる」と拳志郎の「ギーズの叫び声が聞こえた」は共に「虫の知らせ(テレパシー)」。

●第1の結論。「天斗(天帝)一族や三斗(北斗南斗元斗)宗家」は元を辿れば「同じユダヤの王族」。

この血筋の女性は鍛えなくても特殊能力が使える。潘玉玲も「特殊能力が使える」ので、これらの血筋のどれかである可能性が高い。

更に、玉玲の前には「北斗の運命の道士が現れる」ので、玉玲は「シュケン系北斗宗家直系の一族の娘」という推理が成り立つ。

 

 

●これらを受けての「最終結論」!

「カイオウ4兄妹」は「劉宗武と夏文麗の次男(長男は死去)」と「霞拳志郎と

潘玉玲の長女(カイオウの母)」が「はとこ同士の結婚」をして生まれた子!

「ヒョウ2兄弟」は「張太炎と梨花の長男」と「霞拳志郎と潘玉玲の次女」が

「いとこ同士の結婚」をして生まれた子!張太炎と潘兄妹は「母違いの兄妹」!

●「潘光琳と楊美玉の長男」と「霞拳志郎と藩玉玲の次女」が「従兄妹同士の

結婚」をして「ヒョウ2兄弟」が生まれた、というケースを考えた事もあった。

光琳もまた「シュケン系北斗宗家直系の一族」なので物語の文脈的には自然

だし、「北斗一族は本当に血族結婚を繰り返した事になる」と出来るから。

だが、以下の様に通しで考えてみると、「光琳ではどうしても矛盾が出て来てしまう」。

1.「シュケン系北斗宗家直系の一族」についてカイオウが「北斗宗家

の伝説」とまで言っている位だから「宗家の拳力は一応凄かった」。

2.潘光琳は拳法を学ばなかった。

3.空海の時の三男は、推理する限り「父がシュケン系、母がリュウオウ系」の混血で、霞家はそもそも「二大北斗宗家の混血の家系」。

 

 

4.後継者が途切れた場合は「リュウオウ系」を呼ぶので、「シュケン系の妻

でも娶らない限りはリュウオウ系の血がどんどん濃くなっていってしまう」。

5.ジュウケイがケンをリュウケンの下に送った時はあくまで「非常時の判断」であり、

ジュウケイは最初5人全員を送るつもりだったが、気弱な少年ヒョウは「北斗宗家の嫡男として

は劣等と見做されていた為」に外され、カイオウも「その余りに激しい性情故」に外された。

6.送り出して後ジュウケイが国民を救う為禁を破ってヒョウを内弟子として北斗琉拳を教えて

いなければヒョウは黒夜叉に附いて「守護僧の拳(宗家の拳に最も近い)」 を修行する予定だった。

7.「サラブレッドの掛け合わせ」と考えると、カイオウの祖父が「宗武

と拳志郎」なら、ケンの祖父が「光琳と拳志郎」では血統的に見劣りする。

●「これらの矛盾の解消策」、それが「太炎」なのだ!

危うく「堀江さん・原さんの引っ掛け問題」に引っ掛かるとこだったわw

「3兄妹」ならいっそ「どこかで見た設定」で読者のデジャブーを誘えばいいのだ。

即ち、「リュウガ3兄妹と同じ設定」にするのである!

「蒼天のユリアは玉玲」「ジュウザも太炎も遊び人で『妹』に惚れた」という「すごい偶然」!w

●論理的な推理を積み重ねた果てに選択を迫られた場合、「物語として面白い事の方が真実」なのである。

何でもない事柄も「全て伏線として回収する」のだ。彫刻と同じで、石の中に既に像があり、それを彫り出すだけなのである。

 

 

●堀江信彦様。

「北斗サーガの裏設定」を色々考えてみました。北斗サーガの今後の構想はこれ以外あり得ないんで、どうぞご検討下さい。

所詮俺のは「二次創作」に過ぎず、権利はそちら(原作サイド)にありますんで自由に使って欲しいです。

「ホクティスト」の醍醐味である「後付けに対するこじつけ」の集大成。

論理的な推理を積み重ねていって選択を迫られた場合、「物語はドラマチックで面白い方が真実」なのです。

但し選択を迫られた場合に「どちらでもいける」という、選択肢が複数あるケースではそれ以上選ばない様にしています。

私に出来るのはあくまで「これだけは描かないと北斗サーガという物語に矛盾が出るという最低限の設定」のみであって、

私には「物語を創作する権利」は無いですし、そこを逸脱したらそれは「只の妄想」で終わってしまうからです。

そこを弁えて根拠に基づく論理的推理のみに徹してみたら結構説得力あるものになりました。

●原作原理主義の立場からいくと、考察対象は漫画「北斗の拳」「蒼天の拳」「蒼天の拳リジェネシス」のみ。

アニメ・小説・外伝・公式ガイド本・実写映画・ゲーム・パチンコは論外。

「アニメ新北斗の拳」は「北斗神拳の伝承者争いに敗れた者達がロシアに渡って核兵器を

守っている」という設定自体に無理があるので、北斗サーガの全体像を考える上では参考程度。

「アニメリジェネシス」は「劉家拳が登場しない再構成版」なので正史とは言えず、これも参考程度。

「真北斗の拳5部作」も改悪だったが、特に1つ「ストーリーに関わる致命的な矛盾」がある。

リュウを「ラオウとユリアの間の子」としている事だ。

年齢的に自然な感じもするが、バラン編でケンが「ラオウもまた己の子リュウを捨てる事も

忘れる事も出来なかった」 と言ってる以上、原作原理主義者としては認める訳にはいかない。

 

 

この台詞は「究極版」でもそのままなので、「真北斗の拳5部作」も「参考程度扱い」となる。

但し「ケンシロウ編」はフウゲンもジュガイも良かったし、いい出来だったので、リュウに関する事以外はそのまま使いたい。

あと、レイナ、ダーマも漫画原作では少し設定を変えて使おう。ラオウの子リュウを産める

のは、物理的に「レイナ以外あり得ない」から。個々の事柄も生かせるものは生かす事にする。

結局「北斗の拳」の改編で成功したのは「ミュージカル フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」だけだったな。

●以上で第1章終わり!謎は殆ど解けた。物語の核心に迫ったよw

北斗サーガについて1冊の本が書けそうな分量になってきたわ♪(^ー^)b

●俺の「北斗サーガ裏設定集」は「非ユークリッド幾何学」みたいなもんだなw

これはこれで正しい世界観だと。

●原哲夫・北条司・次原隆二・富沢順・巻来功士を擁する株式会社コアミックスにスカウトして欲しいジャンプ作家は以下の5人。

「ブラックエンジェルズ」の平松伸二、

「THE MOMOTAROH」のにわのまこと、

「神様はサウスポー」の今泉伸二、

「ホールインワン」の金井たつお、

そして「孔子暗黒伝」の諸星大二郎。

この10人が連載する月刊漫画雑誌あったら絶対買うわ~♪(^0^)/

「コブラ」の寺沢武一先生にも来て欲しかったな。

 

「北斗サーガ系譜まとめ9」へ続く。

https://ameblo.jp/minorudaburu/entry-12564933905.html