みのるです。
図書館でたまたま手に取った本がとても良かったので、紹介していいですか。
北村森さんという方の、「途中下車」という本。
編集長をされていて、41歳で「さあさあこれから!!」というところで、パニック障害を発症し、仕事を辞めた方です。
特に電車・飛行機などの乗り物で苦労されたそう。
内容は、パニック障害の症状が出始めたところから。
会社を辞め、6歳の息子と旅をすることで、パニック障害と、冷え切った家族仲を改善していく内容です。
特に印象に残ったのは、「スイッチ」の話。
発作を起こしているときは、自分で「緊急事態」のスイッチを押し続けている、という表現に、
あ、なるほど。
と思いました。
「スイッチを押さない」「オンになってしまったスイッチを切る」…
イメージしやすく、「あ、私も、スイッチを押さなきゃいいのね」と自然に納得。
なんか、単純なんだけど、「次発作が来ても大丈夫かも」と思ってしまいました
いやいや、前向きな思い込みって大切よ。
本当にたまたま手に取った本だったんだけど、出会えて良かった。