いきなり閑話休題で恐縮ですが、韓国でのデータ通信最新事情(最新と言うか単に自分が知らなかっただけ)について書きます。
ahamo
今回の渡韓では初めてahamoの海外データ通信サービスを利用しました。
ahamoは何と、国内で契約しているデータ通信枠をそのまま海外ローミングでも使えるのです。
海外ローミングというと、うっかり海外でONにしてしまって後でバカ高い通信料が請求される恐ろしい機能というイメージが強く、現地で機能をONにする瞬間は勇気が要りました。
しかし、いざ使ってみると実に快適。
何しろ航空機が現地に着陸したあと、機内モードをOFFにするだけで現地のネットワークに接続できてしまうのですから。
Wi-Fiルータが不要になると以下のメリットがあります。
- レンタルの費用や手続きが不要になる
- 実機を貸し借りするために空港で業者のカウンターを訪れる手間が不要になる
- 常に持ち歩かなければいけない機材が一つ減る
- 常に充電状態を気にしておかなければいけない機材が一つ減る
- etc.
レンタル費用以外は些細なことに思えるかもしれませんが、現地で確実に行動するためにはリスクの可能性となるものは可能な限り排除しておきたいところです。
注意点としては
- 海外で15日以上連続して使用していると通信制限がかかる
- データ量の追加オプション(1980円でプラス80GB)は適用外
- 海外では電話を受ける場合も着信量がかかる
などがあるため詳細は公式サイトで確認しておいた方が良いですが、月の内に一度、週末を挟んで渡韓する程度ならまず問題ないでしょう。
eSIM
ahamoと契約していない場合は、eSIMもお薦めです。
eSIMとは、物理的なSIMを差し替えることなくキャリアのモバイル通信プランをアクティベートできる機能のこと。
どんなものか試してみたかったので、今回はahamoのデータ通信と併用して使ってみました。
以下の手順を踏んでeSIMをiPhone 14 Proにインストールして使ってみましたが、これまた何の問題もなく接続できました。
- ネットでSKテレコムのeSIMを購入する
- eSIM販売業者から送られてくるQRコードを端末のカメラで読み取り、端末にeSIMを登録する
- 現地に到着したらeSIMをONにする
- 日本に帰国したらeSIMを削除して主回線をONにする
eSIMの代金(Wi-Fiルータのレンタルと同程度)や設定の手間こそかかるものの、Wi-Fiルータという物理的束縛から解放されるメリットは大きいです。
また、eSIMは契約内容によって現地の電話番号を貰えるというメリットもあります。
注意点としては、旧い端末の場合はeSIMに対応していない場合があるため、現地で使おうとしている端末で使えるか事前に調べておく必要があります。
iPhoneの場合、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降の機種であれば使用可能です。
何だか普通のブログになってしまった、すみません(笑)。
続く。