2月のコンサート以来の単独公演、そしてJin復帰後初めてのステージとなるLovely Day 2が遂に開演!

一曲目は7月1日にリリースしたばかりの最新曲「Wag-zak」。

完全体でこの曲を披露するのは勿論今回が初めてである。

 

淡い花柄の衣装で奨忠体育館のメインステージに現れた8人。

(写真はLOVELYZ公式Twitterより拝借)

 

コンサートグッズの写真にも使われている衣装であるが、優雅な雰囲気に加えてWag-zakで活動していたときのトロピカルなテイストも感じられる。

 

こうやって写真を並べて比べてみると、ステージ上での機動性を考慮してかKeiSujeongのスカートの丈などがアレンジされていることが解る。

いや、さらに良く見るとJisooのスカートは色が違うから別物かも知れない。

と言うかMijooのブラウスは完全に別物なのか。

…とにかく、こういう衣装である。

 

それはさて置き、一ヶ月前の電撃カムバックのときは覚えるのも一苦労だった掛け声も今回はバッチリである。

ここで、事前収録の際に配布された歌詞カード兼掛け声カードをもう一度見てみよう。

 

この曲の掛け声は構成が複雑なこと、そしてそもそも事前収録の時点で曲が正式リリースされていなかったこともあってこのようなカードが用意されたわけで、冒頭には以下のような解説文まで添えられている。

  • 밑줄 그어진 부분은 위에 적힌 단어로 바꿔 부르기(下線付きの部分は上に書かれた言葉に置き換えて歌う)
  • 빨간색으로 표시된 부분은 함께 부르기(赤で表示された部分は一緒に歌う)
  • 괄호 표시된 부분은 가사가 끝난 후 부르기(括弧で囲まれた部分は歌のあとに発声する)

それに続いて「바로 시작!(すぐに開始!)」と書いてあるが、これは赤文字だから「♪바로 시작~」と一緒に歌えば良い、ということではなく、曲のスタートと同時に掛け声も始めなくてはいけないということを意味している。

 

歌詞でも掛け声でもなく注意書きだったのか!という根本的な誤解はさておき(笑)、一小節目の一拍目から「이수정 사랑해」(イ・スジョン サランへ)とメンバーコールを開始しなければいけないのである。
イントロのイントロが欲しいくらいであるが、このメンバーコールを成功させるためにファンたちは「이」(イ)と発話する準備をしたまま曲の開始を待つことになる。
あのタイミングでステージ側から客席を撮影したら、さぞかし良い表情の記念写真が撮れることだろう。
 
冒頭の解説文に話を戻すと、Wag-zakの掛け声には言葉の「置き換え」が導入されていることがわかる。
具体的にはサビの
  • 머리엔 온통 다 뿐이야(頭の中は 全部あなただけ)
  • 바다를 본 것 같아が見えたみたい)
の下線の単語が各メンバーの名前に置き換わる。
名前が登場する順番は一番が各パートを歌っているメンバー(Soul/Sujeong/Kei)で、二番以降は年齢順(Jiae/Jisoo/Mijoo, Jin/Yein)となっている。
 
Jinの名前は曲の後半に登場するが、ステージ上に居ないメンバーの名前を呼ぶことがこんなに寂しいものかと6月の事前収録のときに思い知らされた。
そこのパートだけリズムトラックがブレイクしているのは偶然なのか意図的なアレンジなのかは分からないが、心にぽっかりと穴が空いたような気持ちになったことを覚えている。
でも今日は全員が揃っている。
それだけで嬉しかった。
 
一曲目から熱くなったところで次の曲は!?と期待する間もなく、いきなり公式Instagramで募集しておいた質問やリクエストにLOVELYZメンバー達が応えるというコーナーに突入。
その後「퐁당」「새콤달콤」と徐々に盛り上がってきたタイミングで今度はメンバー達の秘蔵映像を紹介するコーナー「그날의 너」(あの日のあなた)を挟み、最後に「水彩画」を披露。
 
LOVELYZの場合曲間(MC)が長いのはコンサートでも一緒であるが、それとも違うファンミーティングならではの緩い雰囲気を保ったまま第一部のステージは終了した。
しかし、それは狂乱の第二部(笑)を控えた嵐の前の静けさに過ぎなかった!
 
EP.4に続く。