6月28日、木曜日。

LOVELYZの新曲「여름 한 조각」(以下Wag-zak)の活動は、この日放送のM COUNTDOWNから始まった。

 

この日の出演者はLOVELYZを筆頭にBTOB、SHINee、NU'EST W、KangNam、ELRIS、LOONA yyxy、fromis_9、MOMOLANDその他豪華ラインナップ。

LOVELYZとKangNam(本名:滑川康男)が同じステージに立つというシチュエーションは、KCON JAPANを彷彿とさせるではないか。

しかしこの日は新曲の初ステージへの期待と不安で頭が一杯で、そんなことを考える余裕など微塵も無かった。

 

そして迎えたM COUNTDOWN本番。

初めてフルコーラスで聴いたWag-zak。

Teaserを聴いてもっとダンスミュージック寄りの楽曲を想像していたが、思いのほかPOPな印象を受けた。

そして、「종소리」や「그날의 너」などLOVELYZの最近の楽曲に見受けられる冗長な間奏や後奏が無いという点が、何よりも気に入った。

 

実際に放送された映像は、事前収録のテイクとなる。

聞いた話では収録の前に歌詞カード兼掛け声カードが配布され、それを見ながらの収録という異例の事態となったらしい。

 

一方自分は歌詞カード無しの一発勝負であったため、掛け声に関しては散々たるものであった。

しかしこの日の映像は即日アップロードされたため、翌日以降は掛け声バッチリという腹積もりであったのだが…。

 

その翌日、29日のMusic Bankは番組20周年記念の特別編成。

出演者もM COUNTDOWNの主な出演者に加えてTWICE、Red Velvet、GFriend、MAMAMOO、OH MY GIRLその他盛りだくさんの超豪華な顔ぶれとなった。
しかし特別編成の影響か、LOVELYZは何とカムバック第一週目のも関わらず事前収録なしで本番のみの出演となってしまったのである。

 

LOVELYZ枠で本番を観覧できるのは僅か10名という狭き門。

業者を介して入場するという手段もあるが、なかなか値が張る。

と言うわけで、この日は観覧を断念した。

 

活動三日目となった6月30日、遂に音楽中心の事前収録に参加することができた。

通常の場合、LOVELYZの事前収録に参加するためには以下の品を持参する必要がある。

  • 最新アルバム(CD)
  • 音源ダウンロード証明書
  • ファンクラブ会員証
  • 身分証明書
  • 公式ペンライト

但し、今回の活動曲に関しては音源配信のみなのでCDは存在しないし、かつ音源配信開始前の活動なのでそもそもダウンロードが不可能である。

そのため、今回はファンクラブ会員証(実際は新しい会員証の発送前だったので会費入金の領収書)と身分証明書、そしてペンライトだけで参加することができた。

何だかお代を払っていないのにステージを見せてもらっているようで、申し訳ない気分になった。

 

収録に先立って、件の歌詞カード兼掛け声カードが配布された。

 

ブログに載せるため画像を補正してあるが、実際は現場でフリガナを書き殴ったため人に見せるのが恥ずかしいほどグチャグチャになっている(笑)。

そもそも韓国語を勉強中の身としては日本語でフリガナをふること自体が不本意であったが、今回だけはなりふり構っていられなかった。

 

実は、この日がWag-zakの事前収録のラストであることが既にわかっていた。

カムバック発表から数日後の6月25日、MijooがMBCのバラエティ番組「ドゥニア」に出演することがアナウンスされた。

その収録でMijooがこの日の夜にサイパンへと発つため、翌日7月1日の人気歌謡では事前収録は行わず、別途収録された映像を放映することが決まっていたのである。

 

こちらは実際に放送された映像とは別の定点Camであるが、スタジオの熱い雰囲気は充分に伝わるかと思う。

 

7月1日、Wag-zakの活動最終日。

昼の12時に公開されたMV、そして人気歌謡の放送は、仁川国際空港に向かうA'REXの車内で観た。

 

何とも腑に落ちない電撃カムバックの真意を確かめるべく急遽現地に赴いたものの、さまざまな要因に翻弄されっぱなしで、結局は何も分からずじまいのまま帰国の途に就くことになってしまった。

でもあの6月30日の、音源リリース前とは思えない熱気を共有することができただけで良かったと思っている。

 

次回、帰国後に判明したことなどを取り上げてWag-zak編をザクっと締め括ります。