LOVELYZ of Winterland 2 第四部はヒット曲のオンパレード。

華々しくコンサートを締め括った。

  • Destiny
  • For You
  • Hi~
  • Ah-Choo
  • Now, We

中でも壮観だったのは、「Destiny」のステージ。

第四部の舞台、LOVELYZのメンバー達は真っ赤なドレスで登場したのであるが、曲の途中で一瞬にして純白の衣装に早変わりするという、まさかの隠し玉が用意されていたのである。

照明が暗転するタイミングがずれていた日もあったがそこはご愛敬、緊張感みなぎるDestinyの曲調と相まってコンサート終盤の見せ場となった。

 

終演後、スクリーンに投影されたコンサートロゴ。

 

黒地に深紅の文字、そして背後に浮かび上がる白というこのイメージを具現化していたのが、Destinyのステージであったわけだ。

 

最終日、アクシデントが発生した。

For You」の後半、突然歌とダンスが突然止まった。

異変に気付いたバンドメンバー達も演奏をフェードアウトさせ、ほどなくステージ上の全てが停止した。

客席の自分がいた位置からは何が起こったのか全く解らなかったが、どうやら誰かが倒れているらしい。

しばらくして、スタッフに背負われて舞台裏へと運ばれるKeiの姿が見えた。

 

残ったメンバー達はさすがに動揺を隠しきれない様子であったが、前倒しでバンドメンバー紹介を行ったりして、気丈に場を繋ぐ。
やがて、Keiがスタッフに付き添われてステージに戻ってきた。
普段は笑顔を絶やさない彼女の青ざめた表情が、遠目にも伺えた。
そして、椅子に座った状態ながらコンサートをやり遂げようという覇気も伝わってきた。
Keiの容態を詳しく知ったのは、コンサートが終わってからのこと。
左足首の靭帯損傷、全治四週間という怪我を負ったらしい。
応急処置を施してステージに戻ったものの、公演終了後はすぐに病院に直行したとの話である。
 
残り三曲、そしてアンコールステージの「Candy Jelly Love」「Goodnight Like Yesterday」。
普段からフルテン状態のファンの歓声がさらにボリュームを上げてステージを包み込むさまを、ひたすら見守った。
一人ずつ挨拶を述べる、最後のMCコーナー。
一日目と二日目は例によって涙の嵐で、メンバー達がそれぞれの思いを胸にステージに臨んでいることが分かった。
しかし、最終日は様子が違っていた。
Keiより年下のメンバー達が涙をこぼしていた一方で、年上のメンバー達とKei自身は最後まで泣かなかった。
その対照的な姿が、まるで本物の家族のようだった。
 

今回のコンサートを振り返ってみると、基本的な構成はこれまでの単独コンサートを踏襲しつつ、アコースティックセットなど新しい試みも導入したりして、充実の内容であった。
最終日のアクシデントさえも、メンバー達の信頼関係や絆を垣間見ることができたようで、貴重な体験であった。
幸い、Keiの怪我もその後順調に回復しているようだ。
コンサート最終日に電撃発表された「四月カムバック」も予定通り敢行される様子である。
 
…などと今でこそ冷静に書いているが、コンサート直後はカムバックどころの話ではなかった。
それよりも次の週には日本でのコンサート、さらにその次の週からは日本でのプロモーションイベントが控えているというのに、これから一体どうなってしまうのか?
そんな心配で頭がいっぱいだった。
 
LOVELYZ of Winterland 2 in JAPAN」のレポートに続きます。