5月27日、ソウルのソンアムアートホールにてLOVELYZの最新Mini Album「A New Trilogy」発売記念サイン会が開催された。


ゴールデンウィーク中ソウルに滞在していたにも関わらずLOVELYZのサイン会に参加できなかったことが心残りで、それ以来虎視眈々とチャンスをうかがっていた5月最後の週末。
機は熟した!

とは言え、開催を知ったのは前々日の25日朝。
そこから突貫の渡韓準備が始まった。

あわただしく業務を調整して休暇を取得したあと、航空券よりも宿泊先よりも優先させなければいけないのがサイン会への「応募」である。
サイン会は事前応募による抽選制となっていて、応募するためには現地の指定店舗で対象のCDを購入して応募券をもらう必要があるのだ。
今回はさすがに間に合わないため、代行業者に応募を依頼した。

翌26日。
応募が完了したことを業者に確認してから航空券とホテルを確保し、あとはひたすら22時に発表される抽選結果を待つ。
ここまでいろいろと段取りしてきたわけであるが、最終的にサイン会に参加できるかどうかは前日夜まで分からないのである…。

これはもう「賭け」と言って良いだろう。ハイリスクな賭けである。
だから当選者名簿に自分の名前を見つけたときも、サイン会に参加できるという喜びも然ることながら、賭けに勝ったという興奮がむしろ大きかった。
ここまでの進展があまりにも急で、サイン会に参加できるという事実をまだ実感できていなかったこともあるだろう。

と言うわけで無事迎えた、サイン会当日の27日。
成田空港11時50分発のイースタージェットZE602便に乗れば14時半には仁川空港に到着し、ソウル市内のホテルにチェックインしたあと江南のサイン会会場に余裕を持って到着できるはずである、トラブルさえ発生しなければ。

果たして、トラブルは発生した(笑)!
何と、オーバーブッキングでZE602便に乗れないというのである。

前回イースタージェットを利用したときの苦い記憶が即座に蘇ってきた。
あのときは搭乗直前になって機体のトラブルが判明して離陸が遅延し、結局別便で10時間遅れて仁川に到着したのであった。
あの悲劇が繰り返されるとなると、今日のサイン会参加は絶望的である。
目の前が真っ暗になった…。

結局同時刻発の済州航空便に振替となったため事無きを得たが、さすがにもうイースタージェットは利用しないと心に誓った。

朝からすったもんだがあったものの、14時半に予定通り仁川空港に到着。
入国手続きを済ませ、A'REX(空港鉄道)直通列車で一路ソウルを目指す。

ようやく一息つけるかと思ったところに飛び込んできたのが、この日羽田空港で発生した大韓航空機出火のニュース。
火災は鎮火したものの滑走路は閉鎖され、相次ぐ欠航に空港内は混乱が続いていると言う。

事故が発生した2708便は、14時40分に金浦空港に到着するはずであったという。
もし自分がこの便で渡韓しようとしていたら、というかもしこの日羽田空港から飛ぼうとしていたら…、と考えたらぞっとした。

日本から遠路はるばる韓国のサイン会に参加しようとする行為はハイリスクで、ときに大きな代償を伴う。
それでもサイン会を目指す。
ハイリターンを求めて。

ホテルのチェックインを済ませたあと界隈の食堂に入ると、羽田空港の映像が目に飛び込んできた。
無事にソウルに到着したという安堵がこみ上げてきて、同時に慌ただしかったここ数日間の疲労も湧き上がってきた。


なーんて、カルチチョリム(太刀魚の煮付)屋でまったりしている場合ではない。
これからサイン会会場に向かうのだ!

EP.2に続く。