FASHIONSNAPによると、ファーストリテイリングの柳井正代表取締役会長兼CEOが、2024年4月12日から4月30日の間でファーストリテイリングの株式188万3,700株を売却したことが分かったようです。
これにより、柳井正氏の保有比率は18.2%から約1%減り17.19%となりました。
柳井正氏は2024年5月9日に大量保有報告書の変更報告書を提出しました。
売却額は、2024年5月8日終値の4万1,160円で775億円までのぼります。
大量保有報告書の変更報告書によれば、柳井正氏の親族をはじめとする共同保有者と合計した保有比率は42.3%から41.28%まで減少しました。
なお柳井正氏は、ファーストリテイリング株を2023年7月に約175万株、2024年2月に約183万株売却しています。
1%で775億円ってスゴイですね。
毎年、香川大学の大学院の授業で、ファーストリテイリングの柳井正氏やソフトバンクグループの孫正義氏や楽天グループの三木谷浩史氏などの株式の保有状況を取り上げていますが、過去から、柳井正氏は株式を売却したりしていますね。
以前は、税金対策でオランダの会社に株式を移したりしていましたが、最近の売却の目的は何なんでしょうね?
ウォッチしていきたいと思います。
株式売却で譲渡益が出た場合、所得税と住民税とを合わせて、20.315%ですから、所得税率が高い方にとっては、税率が低いという感覚なんでしょうね。
ファーストリテイリング柳井正氏が約775億円相当の株式を売却したことについて、あなたはどう思われましたか?