本日10月1日から税務署窓口で納税証明書を受け取る場合、自宅等からのオンライン請求に、電子証明書やICカードリーダライタが不要になります。
納税証明書とは、確定申告書等を提出した場合の納税額、所得金額または未納の税額がないことの証明するものです。
なお、納税証明書には、以下のものがあります。
納税証明書(その1) |
納付すべき税額、納付した税額及び未納税額等の証明 |
納税証明書(その2) |
所得金額の証明(個人は申告所得税または申告所得税及復興特別所得税に係る所得金額、法人は法人税に係る所得金額です。) |
納税証明書(その3) |
未納の税額がないことの証明(税目を指定した「その3の2」(申告所得税及復興特別所得税と消費税及地方消費税)や「その3の3」(法人税と消費税及地方消費税)の証明もあります。) |
納税証明書(その4) |
証明を受けようとする期間に、滞納処分を受けたことがないことの証明 |
また、オンライン請求とは、窓口に行かなくても自宅等のPCから請求をすることができる仕組みです。
流れとしては、以下のとおりです。
1. |
自宅等のパソコンで、納税証明書請求書データを作成 |
2. |
e-Taxでオンライン請求 |
3. |
税務署窓口で本人確認 |
4. |
取得 |
なお、税理士など代理人による請求書データの送信と納税証明書の受取も可能です(代理人による受取には委任状が必要となります。)。
受取の際には、本人(代理人)であることが確認できる本人確認書類(運転免許証など)をご持参ください。
オンライン請求は、手数料が安価であり(通常1税目1年度1枚400円のところ、370円)、窓口で書面により請求する場合と比べ、短い時間で受け取れますので、使ってみるのもいいかもしれませんね。
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