角界の暴力問題が世間を騒がせていますね。

わたしは職場のテレビをちら見する程度なので全くもって詳しくは分かりませんが、


貴乃花親方を見ていて、なんだか色々と思うところがありまして。

なぜなら
貴乃花親方、個性心理學でいうところ、
本質キャラが




12  人気者のゾウ


{95B7E2A1-2CC0-4BC7-9BDC-6598B7066457}
僭越ながら、わたしと一緒なのです。







ものすごい人気だった現役時代からを
わたしなりに想像してみると




人気者だけど控えめな「草花 」と
品行方正、華やかで人前に出ると光り輝く「宝石
のリズムをもつゾウさんらしく


国中を巻き込んだフィーバーになりましたね。だけどブレることなくゾウさんらしいストイックさで
人には真似できないほどの影の努力をしてきたんだろうなと思います。


今回のことも
敵味方をはっきり区別しがちで
身内を守る!という思いの強いゾウさんと
真面目で融通が利かないという面をもつ
「宝石」のリズムが影響しているのかなと思われます。




単に自分の思い、意地を通したいということではなく
まず弟子を守る!(ゾウ)という思いがあり
誰よりも真面目(宝石)に相撲(道)のことを考えて、
相撲界を良くしたいということなのだと思います。









今ではきっちり、長いものに巻かれる大人ですが、
貴乃花スピリットは胸に秘めているわたしです笑





話は貴乃花に戻りますが、
ゾウさんの貴乃花。
愛想の良い笑顔とはうらはらの
あの武骨なまでの不器用さは、人ごととは思えないです。
そして、ゾウさんといえば


キレたら怖い。

キレたら怖いです。あと


報連相が苦手。

報告、連絡、相談が苦手なのです。


単純に大事な身内(弟子)を傷つけられて
キレたのでしょう。


そして「報連相ニガテ」。
これはねー、わたしに関して言えば
ほんとに苦手ですね真顔きりっ

だからやらないということではないですが、
苦手です。




ゾウのお子さんをお持ちのお父さんお母さんには
「ゾウのお子さんが、相談してきたときっていうのは、すでに多分、
その子の中で限界を超えてる。だから、
その相談事が何にせよ、とりあえず
怒ったりダメ出ししたりしないで、
相談できたことをほめてあげてください、
頼ってくれて嬉しいと伝えてあげてください」


とお伝えしています。



個性心理學というのは統計学なので、必ずしも全ての人に当てはまるわけではなく、
断言するものではありませんが


もしかしたら貴乃花の中には、
誰かを頼るとか相談するとか
助けてもらうとか
協力してもらうということがなかったのかもしれません。




相撲界、それも「親が親方・おかみさん」という特殊な関係性ということもあり
なおさらその性質が強固なものになってしまったのかもしれませんね。


もう少し人を頼ることができていたら、
もう少ししんどくないやり方でやれていたのかなと思ったり
いや、だからこそ1人で闘えるのだろうかと思ったり。





今回はあまり関係のないお兄さんの若乃花ですが、
若乃花は個性心理學的には何なのだろうと気になり調べたところ


42 足腰の強いチータでした。


{9B0DC656-6765-4850-BAF5-2DFF83D90423}

レールは意外にもヒューマニティ。



若乃花と貴乃花
同じ「草花」のリズム、
同じ「土」のレール。 
貴乃花はレール、リアリティ。)


2人とも親分。

意外なことに若乃花の方が上に立つ強いリーダー。

貴乃花はみんなの中に入って行って「どうだい?困ってないかい?」っていうリーダー。





若乃花の42 足腰の強いチータは縦のリズムも横のリズムも「草花」。
ダブル「草花」!
若乃花のあのニコニコと愛想の良い、可愛いがられる性格。

ダブル草花と知って納得です。


同じリズムの2人なので、本来
波長は合うと思うし、仲良くできると思うのですが
「草花」はその柔らかい印象と違って頑固な面もあると言われています。


2人とも頑固なのかなと。


わたしはワイドショー的なことしか知りませんので、これは、わたしのファンタジーと思って読んでいただけたら良いと思うのですが、


ストイックなまでの努力で一つの道を極めるゾウであり、
かつ親を大切にし真面目、品行方正な「宝石」をもつ貴乃花が部屋を継承したのは
宿命だったのかなと。

不器用なまでに相撲を愛していたからこそ
大好きなお兄さんも一緒であってほしかったけど、
チータの若乃花は相撲の他にもやりたいことがあった。

チータは生涯若々しく、
生涯学祭ノリ笑

貴乃花とは違いますよね。

ダブル草花だから商売の才能もあります。

若乃花には才能、やりたいことが
相撲の他にもあったというだけのことなのだと思います。



個性心理學では、個性や持って生まれたものや、その違いを明らかにすることによって
自分のことや人のことを受け入れられる(アキラメる)ことを一つ大きな目的としています。





彼らも、お互い生まれついて持って生まれたものが違うのだということを
「明らか」にして
認めて=諦めて、


「それならしょーがないか」と
矛を収めてほしいものです。

『2人で1人』のようなお兄ちゃんと弟で
互いの才能でお互いを補い合って、
仲良く助け合って生きてほしいです。


親を悲しませるといけないよ、という
「宝石」をもつ貴乃花。
兄と断絶し、孤独に闘う彼を見て
天国の父、貴ノ花はどう思っているのでしょうか。



2人がキラキラ輝いていた若貴時代、
相撲に全く興味はなかったけど、
2人の兄弟横綱のキャラクターに惹かれ
相撲の美しさに感動していた
一ファンとしては

昔よくテレビでやってた子どもの頃のように、
2人で仲良く笑い合っていてほしいものだなと思います。