日本時間2月22日7時開始のUFC Fight Night: Strickland vs Hernandezのプレリム前半4試合の予想です。


女子フライ級

ジュリアナ・ミラーvsカーリ・ジュディス

ミラー UFC 2-2

TUF Season 30に参加した時点ではMMA戦績は僅か3戦のみだったが、グラップリングでタラ・ラローサやビア・メスキータに勝利している実績からTeam Pena入りを果たした選手。

TUFでは過去に敗れていた相手にも予選で勝利し、決勝ではパウンドアウトにより優勝を果たしUFC契約を決めました。

契約後は連敗を喫するも2025年に約2年9ヶ月ぶりの勝利を挙げます。


ジュディス UFC 2-1

2022年プロデビュー以降3連続1RKO勝利を挙げた事で2023年にDWCSに出場した選手。

この試合ではスプリット判定ですが、激闘を評価され敗れたにも関わらずUFCと契約を結んだ数少ない選手の1人。

UFCデビュー戦でも惜しくも敗れてしまうが、昨年は2連続KOで注目を集めている。



共にプロキャリア8戦目を迎える両者。

昨年2月にも一度カードが組まれたがそこでは実現せず、今回一年越しに試合が決まった。

グラップラーのミラー、打撃のジュディスという構図ですが、ジュディスが圧倒すると予想します。

私自身、あまりジョシカクに詳しくはないのですが、カーリ・ジュディスは将来が非常に楽しみな選手です。

決定力とテクニックを持ち合わせた高精度の打撃と、7割を超えるTDDでミラーが望む攻防にさせない強みも持ち合わせていると感じます。

フィジカル面においても大きな差はなく、ジュディスの打撃がまた炸裂する可能性は高いと思います。





フェザー級

ジョーダン・レビットvsヤディール・デル・ヴァレ

レビット UFC 5-3

今回階級を一つ下げて試合に臨むグラップラー。

Tuff-N-UffやLFAなどでデビュー以降5連勝を挙げると2020年DWCSに出場。

ここでも得意のサブミッションで勝利して、UFCと契約を果たした選手です。

UFC契約以降はベテランのマット・ワイマンやカート・ホロボーらにフィニッシュした試合やパディ・ピンブレットのUFC2戦目に抜擢された試合などが有名かと思います。



デル・ヴァレ UFC 2-0

アマチュア戦績を含め、現在まで負け星のない選手。

プロデビュー以降はFury FCでキャリアを重ね、この中にはUFCに参戦しているマイケル・アズウェルからも勝利を挙げています。

2024年のDWCSで勝利すると、昨年は2連続RNCで圧倒的なパフォーマンスを見せました。

直近のダルガリアンとの試合は相手側に不正の可能性が見られ、後味の悪い結末にはなったものの、当初は怪しさは見られずただ強い選手だと感じました。

人によってはデル・ヴァイエだったりしますけど、今回はとりあえずデル・ヴァレで統一します。



デル・ヴァレにとっては初戦がUFCで勝ち星のなかったマシューズで2戦目がケチの付いた試合のため、今回こそ実力の真価を見せる恰好の舞台になると思います。

レビットはアグレッシブに極めにいくタイプですが、パディピンやチェイス・フーパーには逆に一本負けを喫しているため、デル・ヴァレとしては勝ち方も問われると思います。

得意のバックコントロールからRNCというパターンに嵌めたいデル・ヴァレと激しいスクランブルの中からチャンスを見出したいレビットという同じグラップラーでもタイプが違うタイプですが、予想はデル・ヴァレで行きたいと思います。





ウェルター級

フィル・ロウvsジャン・ポール・レボスノヤニ

ロウ UFC 4-4

2019年のDWCSからUFCの契約を勝ち取った選手で、今回がUFC9戦目。

一時3連続KO勝利で注目されたが当時ランカーだったニール・マグニーにスプリット判定で負けると、続くジェイク・マシューズとの試合でも序盤を追い詰めながらも後半巻き返され敗北。

後がない中で行われたアンジュ・ルーサとの試合では大逆転勝利で生き残った。

直近は今大会ジャコビー・スミスと対戦するはずのコ・ソクヒョンのテイクダウンとトップコントロールに終始対応できずフルマークで敗れている。

長身+長リーチを誇る打撃が最大の武器だが、一本勝ちの経験もあり、勝った試合は全てフィニッシュしている。


レボスノヤニ UFCデビュー

LFAでキャリアを重ねて7勝2敗の戦績でDWCSに参戦するとここも1分少々でKO勝ちをして、今大会UFCデビューが決まった。

打撃でも寝技でもフィニッシュする力を持っている選手で、名前の頭文字からJPLの愛称もある。

2019年にはスパイク・カーライルとの対戦経験もある。


今大会は5試合ウェルター級契約の試合が予定されている。

当初はオースティン・ヴァンダーフォードvsレボスノヤニというカードだったが、テイクダウンを取って削っていくヴァンダーフォードに比べると、打撃戦が中心のロウのがレボスノヤニとしては穴を突くことは容易になりそう。

とはいえ身長10cm、リーチは20cmのハンデの中での試合になるので、レボスノヤニとしてはレベルチェンジをしつつ、引き出しの数で勝負したい。

ロウはどちらかというと天才型でモチベーションによるパフォーマンスの影響が強そうなタイプなだけに、緊急オファーにどこまで対応できるか不安ではある。

計量オーバーをしている過去も含め、当日になるまで試合が行われるかも怪しい。

とはいえ、ハマった時の強さや自然と打ち下ろしになる破壊力を備えた打撃が今回もどこかで山場を作ってきそうではある。

レボスノヤニはDWCSでの試合しか見ていないので相対的にロウの底力に期待したい。





ウェルター級

ラミズ・ブラヒマイvsプナヘレ・ソリアーノ

ブラヒマイ UFC 5-3

UFC参戦当初は負け星先行で勝ち負けを繰り返す選手だったが、2024年の11月より現在3連勝と星を伸ばしている。

特に前回はBellatorでタイトル挑戦者になった実績では格上のヴァンダーフォードから一本を奪い、評価を挙げた。

プロ戦績13勝のうち10勝がRNCあるいはギロチンで自分の得意パターンを明確に持っている選手。


ソリアーノ UFC6-4

UFC契約前はPFLの前座やTitan FC、LFAと様々なプロモーションで試合をしている。

2019年DWCSでジェイミー・ピケットを下して契約するも2023年までの戦績は3勝4敗と芳しくなかった。しかし、2024年階級を落として臨むと現在までこちらも3連勝と勝ち星を重ねている。

前戦は終始トップキープの膠着した試合になったが、さらに一つ前の試合では、今大会ランカーに挑戦するウロシュ・メディチを秒殺する意外性を見せている。


勝てば層の厚いウェルター級の中堅クラスを抜けて、元ランカーや運が回ればランキング挑戦が出来る立ち位置に進める両者ですが、ブラヒマイの勝利を予想しています。

前述した通り勝ちパターンを持っているという明確な強みがある事で、対戦相手を警戒させることができ、また失礼な言い方にもなりますが、ソリアーノ相手には必殺のギロチンやRNCは通用すると思っています。

打撃に関しては不恰好な点も否めないので、なるべく早めに四つの展開を作りその中でグラウンドに持っていくのが理想かと思います。

ソリアーノは今回は打撃戦で勝負をつけたいところでしょうから、組まれないために大振りにならないことと、より強いプレスをかけることが重要になります。



今回は以上です。

こうして選手一人一人の情報を見ているとDWCS組がかなり膨れ上がったと感じました。

今年はSeason 10の年になるので、こちらも要注目です。