青空詰まった梅雨の繭(川崎市多摩区 長尾山妙楽寺)

 

こんにちは。

今週はあじさい祭りが目前の長尾山妙楽寺、通称「あじさい寺」に行ってまいりました。

 

 

だけどその前に今週の圃場レポートです。

 

 

みんなでじゃがいも掘り。

 

雪をかき分け植えたじゃがいもを、ついに収穫。

 

 

1畝でこれだけ。

 

まだまだ沢山とれますが、これ以上掘っても重くて持ち帰れない問題があるので、残りはまた今度。じゃがいもだけでなく玉ねぎも毎週大量の収穫ですし、電車でいらっしゃる方の事も考えないと。

 

 

いぼ竹を刺してピーマンの誘引。

 

だけど、このピーマンの収穫は私たちではなく、次にこの畑を使うグループのお仕事。

 

私たちのボランティアは、東、海道、柿生、西谷1、西谷2の5ヶ所の圃場を管理しているのですが、グループごとに毎年圃場が変わります。

 

私も6月いっぱいでこの東圃場から西谷1圃場に移動する事になるので、この畑に来るのももう残り2回。1年間通い続けた畑だけに、すごく寂しいです。

 

 

田植えが終わった西谷の田んぼ。

 

まあでも、次の西谷1圃場の前にはこんな田んぼがあるし、あっちはあっちで楽しそう。

 

 

という事で、作業後に訪れたのが「あじさい寺」

 

二週間前に偵察に伺ったあのお寺さんです。

 

 

また参拝。

長尾山にある妙楽寺さん。

 

 

あじさいだらけ。

 

一千株のあじさいがまさに見ごろ。

 

 

丸くなるのはホンアジサイ。

 

 

ピンクに紫。

 

あじさいの花は土壌の酸性度によって色がかわると聞いたことがあるのですが、おとなりさんなのに色が違うのを見ると、やっぱり品種による影響もあるのかな?

 

でも、自然のリトマス紙みたいでおもしろいですね。

 

 

丸くならないガクアジサイ。

 

アジサイは日本原産で、なかでもオリジナルに近いのがガクアジサイ。これを品種改良して丸くしたのがホンアジサイ。

 

ちなみに、あじさいの花は真ん中のちっさいのが真花。まわりの大きいのは装飾花・・ようするにがくだそうです。

 

 

午後4時の西日。

 

梅雨入りもまだなのに、もう来週は夏至だ。

 

 

手水にもアジサイが浮かんでいます。

 

 

すみっこにあるコレ。

 

鹿威しではなく、水琴窟です。

 

 

近づいて耳を澄ますと、地中からすごく良い音が響きます。

その音は、鈴のような鐘のような・・・得も言われぬ上品な音。

 

 

ごーん。

こちらは本当の鐘。

さすがに突くのは禁止。

 

 

真っ白なアジサイもいいですね。

 

土壌で色が変わる説を考えると頭がこんがらがりますが・・・。

 

 

この色素敵。

どこかアンティーク調。

 

 

こちらでは、わんこの撮影会。

 

こうなると紫陽花目当てかどうか・・・はわかりませんが、お寺さんには沢山の人が訪れていました。中にはアジサイを背景にコスプレ少女の撮影をされている方も。

 

 

日陰の花は幽玄。

 

何だか死後の世界みたい。

 

 

大分日も傾いてきましたし・・・

 

 

六地蔵さん達にご挨拶をして、今日は帰ります。

 

 

 

明日(6月16日)は「あじさい祭り」の日。

 

お時間ある方は是非どうぞ!

駐車場はすぐいっぱいになってしまうと思いますので、登戸駅、久地駅から出ている「あじさい号」という紫陽花色のバスをご利用ください。

 

それでは、またね!