春日に食われる冬の梅

 

皆様こんにちは。

春の日に多摩川の対岸にある「府中市郷土の森公園」を散策してきました。

 

ちょうどその日は梅まつりの最終日で、天気も良く結構な賑わい。一緒に行った甥っ子姪っ子も広い公園を走り回って楽しそうでした。

 

 

梅も春もお構いなし。はちゃめちゃに元気な子供たち。

 

ところで、誰でも春になると出かけたくなるものですが、冬好きの私の場合、本格的な春になる前に少しでも冬の終わりを楽しんでおきたいという気持ちで外に出ます。そして、予想以上の春に呆然として、何だか悲しくなって帰ってきます。

 

ひねくれていますが、冬好きはそうなんです。

 

ちなみに夏好きの人は秋が近づくと同じことを思うそうです。

 

 

さて公園の前に、今週の圃場レポートを少々。

 

 

曇天の黒川東圃場

 

何だろう。この違和感。

 

天気こそ悪いけれど先週に比べずいぶん青々としているような…

こんなでしたっけ?

特に真ん中ののらぼうが急激に育ったのを感じます。

 

 

結球前の白菜サイズにまで育ったのらぼう

 

今週は、そんなのらぼうの摘芯作業を行います。

 

 

大胆に真ん中の茎をちょっきん

 

普通はもう少し慎重に摘芯するものですが、何しろほっといてもぐんぐん育つ(経験上)のらぼうですし・・・これくらいごっそり取っちゃっても大丈夫。

 

生長点を切ってしまう事で背は小さくなりますが、かわりに脇芽が沢山出てきます。花を育てる際も大きな一輪を育てるときは摘芯せず、小さな花を沢山付けたいときは摘芯して育てます。のらぼうは毎週脇芽を収穫したい欲張りなのでもちろん摘芯。

 

 

摘芯した芽はお土産。

 

今が一番のらぼうを美味しく感じる時期。

 

というのも、のらぼうは採れ過ぎて後半飽きてくるんです。

夏の最初のそうめんは美味しいけれど終盤は「もう飽きた~」になるのと一緒。カブの葉に比べて不人気な大根の葉だって、やっぱり最初のうちは美味しいんですよね。

 

 

残っていたサニーレタスも全て収穫

 

 

傷んだ葉っぱを落とす調整作業。

 

寒い日なのでじっとした作業がしんどい。冷える。

 

 

ということで、いつものアレ

 

寒いし、動いていた方がいいし。

サニーレタスの跡地をさっそく荒起こし。ここにはネギを移植します。

 

 

畑脇の土手

 

野良のらぼうは花が咲き出しました。

植えた時期のせいですが、畑ののらぼうより1~2週間ほど成長が早い様子。

 

 

他の菜花に比べ、黄色も緑もやや濃い目に感じるのらぼうの花

 

何だか最近圃場整備の日に限って天気悪くて残念。

メンバーのお引越しも間近にせまり、ちょっと気分もどんより。

 

 

ということで、圃場の様子は以上です。

 

今度はぱっと明るい府中市「郷土の森公園」の様子をレポート致します。

 

 

良く晴れた郷土の森公園

 

ここは多摩川の反対側、東京の府中市ですが、いつも行っている黒川の畑も川崎の北のはずれなので意外と近い(車で10~15分くらい)です。

 

 

小川と梅園

 

この公園は多摩川沿いという事で水が豊富。いたるところに小川が流れています。

 

 

やっぱり見どころは梅

 

梅まつり最終日で梅ももう終わりかけですが、それでも咲いている所はまだきれい。お天気も良く梅見の人でにぎわっていました。

 

 

春爛漫の青い空

 

 

梅園には操り人形師さんもいらっしゃいました

 

ただの獅子ではなく、本当に人が入っているような獅子舞の動き。

思わず見とれてしまいます。

本当にすごい。上手かったです。

 

そして獅子舞に負けずすごいのが・・・

 

 

ティラノサウルス

 

やっぱこれよ。

生田緑地のデゴイチに郷土の森のティラノサウルス。

こういう昭和の名残っぽいオブジェ、残しておいてほしいです。

 

 

とにかく迫力がすごい

 

甥っ子姪っ子たちは怖がるかと思いきや全然怖がらず。

確か一番上の子が小さいころに連れてきたときは怖がっていたと思うのですが・・・

 

 

ティラノサウルスの先には広い芝生

 

広い公園なのでここに着くころには大人はもうくたくたなのですが、子供たちは大はしゃぎ。どこにそんな体力があるのか不思議でなりません。もはや大人が付いていけない速さで駆けまわる。

 

 

水遊びできる場所

 

ここは噴水などもあり夏の間はイモ洗い。

 

 

やめろー!

 

寒くてもジャボンしたい子供とジャボンだけは勘弁な大人のせめぎ合い。この場所から子供を引き離し次の場所に移動するまで冬でも10分かかります。ぷんぷん。

 

 

水と言えば水車小屋

 

 

そして、ちょっと変わった「まいまいず井戸」

 

立川の「昭和記念公園」にも巨大なのがありますが、この辺り特有の井戸の形らしいです。すり鉢の中に渦巻き状の道があり、一番下に井戸があります。

 

 

渦巻きの坂道というだけで子供は大喜びで駆け下る。でも大人はもう無理。

上から見学で勘弁して~。

 

 

太鼓の演奏と落葉プール

 

どんどこどんどこ。これまたお見事でした。

 

 

最後には大惨事。

 

口の中、シャツの中、パンツの中に靴の中まで落葉だらけ。

もーこれどーすんのよ?

 

 

なんだかんだ、

あー楽しかった!な一日を過ごせました。

 

本当はプラネタリウムにも行きたかったのですが、プラネタリウムがある建物は現在改装中。

昔、KAGAYAスタジオ制作の「銀河鉄道の夜」が大好きだった私は、ここのプラネタリウムに何度も見に来た思い出の場所だったのですが・・・なんか生田緑地に続きプラネタリウム運の無い私です。

 

少々長くなりましたが、今回はここまでです

 

最後に

 

 

脱皮。

 

春服に着替えたおたまちゃんで、

ではでは、またね!