冬の終わりに白の終わり紅の始まり

 

皆様こんにちは。

天気が不安定な今日この頃。

穏やかな晴れ間は風の前触れ、大雪は春の兆しと不思議な天気。

2月になると、冬は深まりながら春になる様です。

 

それはいいのですが、

問題は、晴れてほしい日に晴れてくれない事。

 

週末に川崎市多摩区にある「生田緑地」へ梅を見に行ってきたのですが、生憎の天気でした。

梅が満開だっただけに、すこし残念。

でもとても楽しかったので、ちょっとレポート致します。

 

 

その前に、今週の黒川東圃場の様子。

 

 

少しずつ大きくなってきたのらぼう菜

 

この日は穏やかな天気。

じゃがいもの植え付けも終わり、のらぼうも育ち、ネギの収穫も無く、それはそれは一言でいうと、暇。

 

 

サニーレタスに被せてあった不織布を外します。

 

もうあったかいし来週には収穫の予定だし、不織布はもういらないでしょう。

 

春とはいえ急に布団を引っぺがされると寒いとは思いますが、なにしろ暇でそれくらいしかやる事がないもので・・・

 

 

不織布はもちろん再利用。捨てません。

 

落葉が沢山ついていたので、いぼ竹に巻き取りながらキレイにしていきます。

 

 

収穫間近のサニーレタス。

おいしそうですが実はアブラムシにやられている株があり、ちょっと心配な状況。

 

土手側に自生している野良のらぼう菜に沢山アブラムシが付いていて、そのアブラムシがこちらにやってきている様子。小さいので不織布の隙間から入ってきてしまう。

 

アブラムシは窒素が多い栄養過多な畑に多く、銀色キラキラが嫌いなので、キラキラテープを張るだけでも大分被害を軽減できるそうです。

 

逆に好きな色は黄色やオレンジ色。

黒川のハウスではアブラムシ駆除のために天井からオレンジ色のハエトリ紙を垂らしている所もあります。

 

 

あとは、のどかに春菊の間引きをして・・・

 

 

ニンニクも太く育っています。

心配なし。

 

という事で、本日の圃場レポートはここまで。

 

 

お次は、あいにくの天気だった川崎市「生田緑地」のレポートです。

 

 

名物のデゴイチ。

 

生田緑地と言ったらプラネタリウムよりこっちですよね~

私が子供の頃から鎮座しているデゴイチさん。

 

園内はとても広く、デゴイチやプラネタリウムの他にも民家園や岡本太郎美術館などの施設があります。全部寄りたかったのですが、あいにくの天気でして・・・

 

・・・いえ、関係ありません。

実は天気以前に、新百合ヶ丘で呑気にランチしてから来たら到着が午後4時ころになってしまい、5時に締まる施設はどこも入れず、とりあえず散策、梅、でいっかと。

 

 

遅い時間なので人はまばら。

 

休日昼間だと家族連れで大賑わいなのですが、さすがにこの時間だと空いています。静かでいいです。

 

生田緑地は無料だし、すぐ近くだからいつでも来られるしと、だらだらしていつも乗り遅れるのが地元民。でも施設は閉まっちゃうけど公園自体は24時間いつでも入れるので、今日は割り切って半分夜の公園を楽しむことにします。

 

 

かわさき宙(そら)と緑の科学館

 

プラネタリウムがある建物にある博物館。

川崎の自然に関する展示物が沢山。理科好きにはたまりません。

 

 

たぬたぬにハクビシン

 

 

建物は結構広いです。

プラネタリウムには間に合いませんでしたが、ここを見て回るだけでも十分満足できます。

無料だし。

 

 

2階は宇宙の展示とワークスペース

自然科学に関する本がいっぱいの読書コーナーもあります。

 

 

ようやくたどり着いた梅畑

 

斜面に段々に梅が植えられていて、数だけでなく種類も豊富。

70種くらいの梅が楽しめます。

 

 

花もきれいですが、黒々とした木形も良しの紅梅

 

ところが、この前の大雪で生田緑地内の遊歩道はいたるところで寸断、通行止めになっていまして、この梅畑まで1時間位森の中を彷徨ってしまいました。

普段なら岡本太郎美術館の手前からちょいと登ればつくのですが、その一番肝心なちょい道が通れなくて・・・天気もどんより、時間も薄暗闇。残念。

 

 

でも梅は満開。まさに見ごろ。

 

くー、新百合ヶ丘のランチでのんびりしなければも~少し良かったのに!

 

 

人もまばらで静かに梅を楽しめました。

 

ご来場の皆様、よくここまでたどり着けたな~なんて思ってしまうくらい今年の梅畑は遠かったけど、なんだか隠された花園を探すみたいで楽しかったです。

 

 

一方の黒い森。

巨大なメタセコイア。

 

 

幹の一つ一つが美しい

 

この季節のこの時間、普段あまり気にしていなかったメタセコイアがとても印象的でした。

 

 

圧巻の光景

 

なんで川崎北部の緑地に外来のメタセコイアの森を作ったんだろ?

なんて思っていましたが、これはこれでいいじゃありませんか。

 

しかしこの舶来品の大きさ美しさに比べると、いつも見ている雑木林はやっぱり小さくて地味・・・なんか日本のカブトムシみたい・・・ううう。

でも、どっちもいいですよね。

 

 

外国人は足長すぎ

 

これだけ股下が長いと、足下の植生も日本の雑木林とは違うんだろうなと思います。

 

秋の紅葉も素晴らしいですが、冬枯れも・・・それもちょっと温かくなった今の時期のメタセコイアもまた良しです。

 

遊歩道には明かりがともされているので、夜の散策も楽しいです。

晴れていれば星も見えるのだけど、残念ながら曇り空だったので・・・

 

 

冬の星座

 

かわりにこれ。

枯れたアジサイの花。

 

そして・・・

 

 

民家園の一角

 

もう暗いけど、せっかくだから枡方山まで登ってみようとなりました。

 

 

明かりが灯る道を登っていくと

 

 

枡方山の山頂

 

ここは鎌倉初期の古い城跡でして(この時間は登れませんでしたが)展望台があります。

「武州稲毛七福神巡り」で伺った広福寺の稲毛重成さんのお城だったと言われています。

 

 

もう真っ暗。

 

今回はここまで、

お腹もすいたし、帰ってご飯にします。

 

 

ブログを読んでいただき、どうもありがとうございました。

ではではまたね!