猛暑が続く日本列島。
炎天下での農作業には熱中症のリスクが付きまといます。
私もこの夏、ガラスハウスでの作業中に熱中症にかかり、援農のはずが逆に農家さんにご迷惑をかけてしまいました。
熱中症は老若男女問わず誰でもかかるリスクがあるので、「若いから大丈夫」と油断してはいけません。
私の場合、一緒に作業していたご年配の方々は無事なのに、私だけがフラフラ、立ち上がって数歩歩くだけで足がつるという状態になりました。
「こまめに休息を取り、その都度塩分や水分を補給する事」
そして協力会の先輩方から繰り返し言われている事ですが
「身の程を知る事」「頑張り過ぎない事」
この3つが大事です。
仕事ではなくボランティアなのだから「ほんの少しでもお役に立てればいい」くらいの感覚で、自分のペースを崩さないように。
さて、夏場の問題がもう一つ
お分かりいただけますでしょうか?
すごい土(であったけれど汗と混ざってドロになったモノ)
水分に見えるのは全て汗です。
笑いごとではなく、
服が汚れるというのは実はかなり深刻な問題で、少なくともこのままの恰好で電車やバスに乗る事はできません。
というか、普通の道を歩けません。
近くに汚れを落とせる水場や着替えを行える場所があれば良いのですが、残念ながらそのような施設は滅多に無く、畑によっては用水路はあっても水道が無かったり、天水頼りで水場が全く無い所さえあります。
管理倉庫や道具置き場があれば着替えはできなく無いのですが・・・やはり夏は水場が無いとお手上げ。
つまり、夏場の汚れる作業の場合、電車で来て電車で帰るのはかなり難しいのです。
どうしても車が必須となってしまう。
参加したいのに車が無く汚れのせいで参加できない、というのはやはり問題。
協力会も戦力不足ですしどうにか解決したいのですが、なかなかいい方法が浮かびません。
着替え用のテントを用意する・・・う~ん
とはいえ、いつかは解決しなければならない問題の一つだと思っています。
援農メンバーを増やしたり技術を向上させたりするだけでなく、援農しやすい環境を整えていく事も、みのりの協力会の大事な役割ですね。
それにしても、ご年配の方々がお元気。
川崎市麻生区の平均寿命が全国一、というのも頷けます。
(彼らに言わせると「そんなの老人ホームだらけだからだよ!」とおっしゃいますが)