「みのりの家」は施設としてはとても不便な施設です。
古い民家をほぼそのまま使っているので段差はあるし、広くもないし、(風通しはいいけど)空調も完璧ではない、風呂もトイレも普通の家にあるものとほぼ一緒。車椅子が通ることも想定されていない。(車椅子の方もいますけど)
「ノンビリ過ごせる」「自分のペースで過ごせる」ここはいいところだねえ〜と言って頂ける方もいる一方、退屈でつまらないという方もいる。
こういう施設な上に私の力不足もあって万人が受け入れられるわけではない。
集団レクもあまりないし、ちょっと対応に追われる人がいたりすると言い方悪いけど他の方が放置されてしまうこともある。。。
すべての人に100%満足してもらうことは難しい。
もちろんいつもその気持ちではいるけれど、たぶん利用者さんに甘えているところはたくさんある。(その分利用者さんたちは自分で考えてくれている)
ブログとかフェイスブックなんか見て、いい評価を頂くこともあるけれど、それはいい部分一面しか切り取ってないわけで、もちろんそれが全てではない。
その不便さはたぶん利用者だけじゃなく、スタッフにとっても同じだと思う。
ハード面も含めてとにかく至らないところがたくさんある。
それでも「みのりの家」にいきたいと言ってくださる方がいる。
だから私はできる限り工夫をして、その想いに応えられるようにしたいと思っている。
たぶん昔の人は今の暮らしよりとても不便を強いられていたと思う。だから暮らしの中に様々な工夫があったのだと思う。もしかしたら当時は不便だとすら思ってなかったかもしれない。
先人がそうしてきたように不便な中でも、知恵を絞って暮らしていくことを大切にしたい。この文章の中にこういう言葉は入れたくないけど、それが「生活リハ」とやらにつながるのではないだろうか。
一律に設備が整った風呂とトイレがある施設に比べると、いちいち頭も体も使わなくてはならない。その人にとって一番いい方法をスタッフも利用者も一緒になって考えていかなくてはならない。
でも、それをしなくて良くなった時、ここの役目は終わるのかもしれない。
〈つづく〉
ランキングに参加しています。
↓こちらをクリックのご協力お願いします。
![]()
駅前デイサービス みのりの家
千葉県館山市北条2321
0470-28-4601
ekimaeday-minori@kdp.biglobe.ne.jp
日々の様子は「みのりの家」のフェイスブックからご覧ください。
http://www.facebook.com/dayminori
