子育て支援に関わるお仕事をされる方はできれば取っておきたい国家資格…
それが保育士試験
もちろん現場で実践も大切!でも
きちんとした知識を持っているという安心感と
国家資格の重み
保育のプロとして認められている証
やはり持っていた方が自分にも自信がつくし、努力をしているという意思表示や、なにより自分の発した言葉に信頼がつくので
持っているに越した事はありません。
というか、持っていないと保育のスタートラインに立てない、と思う…それくらい基本の資格。
そして、私も上記の理由から
「保育士資格もないのに赤ちゃんの発達について偉そうなこと言えない!」
(当時は乳児教室の講師でした)
と一念発起して、約12年前の2010年に受講を決意
決意した年はすぐ直前で試験が終わっていたため、1年間勉強して2011年11月に晴れて保育士の資格を取得しました。
いまは、1年に試験が2回ある!不合格になっても一年待たなくていい。
恵まれてますね
教材はユーキャン、保育士を目指している人向けのHP、本屋さんで売っている過去問題集とほぼ独学で勉強。
家事育児と仕事もしていたため、勉強時間の捻出はとにかく大変でした
ただ、子育ての知識がそのまま役に立ったこともあったし頭には入りやすかったです(教科によっては)
私のように、子育てや家事、仕事をしながら保育士試験を目指すママさんに読んでほしい記事です。
今回は筆記編です
保育士試験は保育のことだけではなくさまざまな事を学びます。全部で10項目ありますが、一緒になっている試験もあるので受けるのは8科目です。
社会福祉
児童福祉
発達心理学
精神保健
小児保健
小児栄養
保育原理
教育原理
養護原理
保育実習理論
児童に関わることを全て覚えます。
(10年前なので今は科目が違うかもしれません)
この中で、大体の方が苦戦しやすい科目は
ダントツで小児栄養(笑)
あとは、得意不得意によります…
私は社会福祉が次に苦手でした
10年前の合格通知書の写真が出てきたので晒します
不鮮明すぎますが
保育原理だけなぜか満点(笑)
これは、理由は明確で
私の母が支援学級の講師をしていた関係で、もともとの知識があったのだと思われます。
保育実習理論も子育て中の方は解きやすいかもしれません。子どもを見ているとわかる問題が多め。
なんにせよ合格科目は3年有効なので、まずは得意な科目だけ先に取ってしまって、次回苦手科目に集中するのが効率良いかもしれません。
私は次の試験がちょうど一年後と言うバッドタイミング(当時は一年に一度しかなかった)だったので、泣く泣く全ての教科を勉強しました
幸いにも娘は当時幼稚園に行っていたので、仕事がない日は幼稚園に娘を送ったあとファミレスや喫茶店、図書館などで学生さんに混じりながらお迎えまで勉強。
ファミレスのモーニングを楽しみに勉強してました
ミスドはカフェオレのおかわりできるのでよく行きました(笑)
あとはドリンクバイキングがあるところです。
ファミレス独特のにおいと油っぽさがテキストにつくとちょっとテンション下がるので、ファミレスはお高めですがロイヤルホストによく行ってた気がします。
家では「保育所保育指針」のカセットテープを聞き流しながら洗い物をしたり洗濯物を畳んだり。
暗記物はこれでかなり覚えました!
夜寝る前にテープを聞きながら寝ると睡眠学習で覚えます。ほんとです。
苦手だったのは歴史と福祉関係。
語呂合わせをブツブツ呟きながら家事をし、図書館で小学生向けの福祉の本を読んで簡単なところから理解を深めたり、保育に関しては子育て中だったので経験が役に立ったりしました。
(子育て中の保育士試験はおすすめかもしれません…)
過去問の問題集もよく解きました。
この↑保育士完全予想模試という本が
結構いいところ当たってまして、正直この本を頭に叩き込んだら合格するかもくらいの勢いでした。
あとは5年分くらいの過去問をとにかくやる!
ユーキャンは何も知らないところから取り組むにはとても良い教材でした!
科目ごとにテストを提出して理解度を深められるし、科目をひとつずつ勉強していけるので…
スケジュールは、8月から始めて1ヶ月一教科でざっと覚え、残りの4ヶ月は試験に向け追い込みという感じでした。
直前までめーいっぱい勉強して、試験も不安がないように挑めたと思います!
一年で合格したいと思った理由は、次の年から試験内容が変わる予定だったため、勉強し直すのが嫌だったからです
今は、ネットが発達して10年前よりもうんと勉強しやすくなりましたよね!YouTubeなどでも勉強できる環境が整っています。
当時は唯一保育士試験を目指す人のための個人運営HPで(結構大きいところでした)皆で切磋琢磨してました。HN使って…あの時の方々はお元気でしょうか…
サイトを探してみたけどまとめサイトに埋もれて見つかりませんでした
保育士試験、実技編はこちら