【お宮参り撮影】お祝い着を持参する皆様へ
持ってくるときの「3つの注意点」
お宮参りのお祝い着、
新調するご家庭もあれば、
代々使っているご家庭もあります。
大切なお衣装ですし、せっかくなら美しく写したいですよね!
きれいに撮影するために、3つほど、注意点があります。
① 使う予定の1週間まえぐらいから着物用ハンガーにかけ、折じわを伸ばしておく。
長期間、たたんでいるとどうしても折り目がついてしまいます。
折り目も写真に写ってしまうため、ハンガーにかけて伸ばしておくと良いでしょう。
どうしても折り目やしわがと入れない場合、アイロンと言う手もあります。
アイロンをあてるなら、まずしっかり素材を確認してください。
・生地が「しぼり」の場合は、アイロンをあててはいけません。
・絹の場合は、必ずあて布をします。水滴がおちると変色する可能性があるのでスチームは使わないでください。
・ポリエステルの場合もあて布をし、短時間でサッと仕上げます。長時間同じ場所にアイロンをあてると生地がテカリます。
アイロンをかけたら、冷めるまで生地は動かしません。
せっかく伸ばした生地を熱いうちに動かすと、またしわが出来てしまいます。
お母様がお着物をお召しになる場合もハンガーにかけて、折り目を伸ばしておくと良いですね。
② 代々使っているご家庭は仕立て直しをしていないか確認しましょう。
七五三で使ったものは、仕立て直しをしてあると思います。
ここで言う「仕立て直し」とは、お祝い着を、そで口作り、腰上げ、肩上げをして子どもの着物の形にすることです。
肩を子どもの肩幅につめて縫い、丈を子どもの身長に合わせて上げて、そで口は手を出すところだけ開けての頃は縫ってあります。
ですので、縫い目があり、サイズもお祝い着より小さくなっています。
お宮参りで使うお祝い着は、そでが縫ってありません。
ここを見れば、すぐわかると思いますので確認してみてください。
もし、可能であれば、仕立て直しをしているところを全てほどき、紐を付け替えるほうが良いでしょう。
そのまま使うと赤ちゃんを抱っこして、衣装をかけたときに「あれ?なんか小さい!」となってしまいます。
仕立て直しは、本来その子の体形に合わせて行う物なので、
そのままにしておいても3歳や5歳で同じ大きさのまま着られるとは限りません。
しかし、仕立て直しは相場が2万円くらいするので、なかなか気軽には頼めませんよね。
お客様に「わからないように撮ってください」と言われることもあります(笑)
赤ちゃんお一人で写すお写真では、誤魔化し可能です。(^-^;
お祖母さまやお母さまが赤ちゃんを抱っこして撮るときは、どうしても丈の短さが出てしまいます。
そういうときは、くれぐれもミニスカートではない服装でお越しください。
通常、お祝い着をかけるとひざはかくれますが、仕立て直ししてあると短くなっているのでひざが見えてしまいます。
足が多く見えるとお祝い着の短さが際立ってしまうので、やや長めのスカートのほうが良いでしょう。
③ よだれかけが汚れていないか、しわになっていないか必ずチェックしましょう!
よだれかけは、赤ちゃんのお顔のすぐ下につけるものですので、けっこう目立ちます。
ですので、きれいなものをつけてあげましょう。
正絹(しょうけん=きぬ=シルク100%)の場合、古いものはシミが出来ていることが多いです。
しかし、正絹の染み抜きは自分では難しいです。(=失敗する確率が高いのでやめておいたほうが良いです)
ポリエステルであれば、ご家庭で洗うことが出来ますが、あまりにも汚れているとか色褪せている場合は、
新しいものを買ったほうが良いかもしれませんね。
写真館に撮影小物として置いているところも多いので、借りられるか確認してみるのも良いでしょう。
うちの写真館には、男の子用と女の子用のよだれかけは置いてあります。
使うたびに洗って、熱湯消毒し、アイロンをかけて、厚紙にはさんでしわにならないように保管しています。
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馬場みのり
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