12/9(月)、岡山市東区東平島にある上道公民館で開催された「困り感のある子どもの支援を考える会」さん主催講座にて講演させていただきました。
テーマは「笑顔が増えるポジティブなかかわり」。
ポジティブなマインドセットに始まり、愛着形成のお話、ほめ方やエンカレッジの方法、お子さんのいいところ探し、傾聴、ポジティブなかかわり方についてなど、盛りだくさんの内容をギュッと詰め込んでご紹介しました。
「いいところ探し」では、子どもを肯定的にとらえる「リフレーミング」、「ストレングス」についてお話しました。メモを取っている方が多い印象でした。
傾聴については、講演後の感想も寄せられ、「普段、NGパターンをやってしまっているが、どうしたらよいか?」とご質問もありました。「傾聴」だけにテーマを絞った講座の時は、講義のあとに二人一組で短いワークをやっていただくのですが、これが意外に好評で、傾聴の実践に効果的だとおっしゃる方が多いです。今回は時間の都合でできなかったので、「後日、ロールプレイをする会をつくりましょう」と代表の方がご提案されていました。ぜひやってみていただきたいと思います。
今回のお話の目的は、子どもを肯定的にとらえることで、「ポジティブなスパイラル(好循環)を起こそう」ということでした。ネガティブなかかわりは「負のスパイラル(悪循環)」に陥りやすく、お子さんも親御さんも精神的に不健康な状態になりやすいです。ちょっと考え方を変えてみるだけで、いろいろと変化が出てきます。ネガティブなスパイラルから脱却できるとすごくラクです。ぜひ取り組みやすいことからトライしていただきたいなぁと思います。
今回の講演は、来春から始めようと考えているペアレントトレーニングの基礎講座の内容なので、まとめ直して多くの方に知っていただけたらいいなぁと思います。
お世話になった公民館館長さんと職員さん、親の会の代表さん、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

