サポートシート、就学や年度変わりに、どのようにお子さんについて学校にお知らせしようか悩みますよね。
サポートシートの書き方はあちこちで紹介されていますが、私のおすすめをまとめてみました。
🟡できるだけ簡潔にまとめる
分量はA4で1〜2枚がよいと思います。
たくさん書いても、他のお子さんの分も合わせると膨大な量になってしまい、先生がそれを全部覚えて動いてくれるか...といったら大変難しいです。
また、「◯◯は難しいです」と書いても、成長に伴って早い段階でできるようになり、内容がすぐに古くなってしまう...ということもよくあります。
なので、『これだけは絶対外せない』という優先度の高いことをいくつかに絞って書くのがよいと思います。
どんな時にどんな支援が必要か、どの先生にもよくわかるようにまとめるのがコツ!
学校内で情報共有しやすくなります。
🟡特性をわかりやすく
同じ診断名のお子さんでも、みんなそれぞれ違います。神経質なお子さんもいれば、楽観的な子もいるし、ものすごく偏食な子もいれば、なんでもモリモリ食べる子もいます。
なので、どんなお子さんかわかるような内容や集団生活のなかで特に困り感が出やすいこと、配慮をお願いしたいことなどをお知らせしましょう。
・健康面・・・既往症、医療的ケアの必要性や服薬・アレルギーの有無など
・学習面・・・書字・読字、計算などの困難さなどがあれば必ず伝える
・生活面・・・お子さん自身のこと、集団生活での困り感など
🟡得意なこと・好きなこと
最近は『強み(得意なことや好きなこと)』を生かした支援を取り入れてきているので(ストレングス・ベースド・アプローチ)、ぜひこの項目は入れましょう。
・得意なこと
・好きなことや好きなキャラクター
・興味関心の高いこと
支援ツールに好きなキャラクターを取り入れたり、ごほうびとして好きなカードを作ってもらったり、好きなことの話題で盛り上がったり、いろいろと支援に活用できます。
🟡キライなことや苦手なこと
これだけは避けてほしいことは、必ず伝えましょう。発達特性のあるお子さんはストレス耐性が高くないので、イヤなことや苦手なことをずっと我慢し続けることがないようにしましょう。
⭐️モンスターペアレントにならないように
一方的にお願いするだけでなく、「こちらも精一杯サポートしますので、ぜひ連携していきたいです」という姿勢が大切だと思います。
モンスターペアレントにならないように気をつけましょう😊
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