今日は富山公民館の主催講座「ぐるんぱの会」さんで、勉強会の講師を務めさせていただきました。


テーマは「きょうだい児がかかえる問題と支援について」


近年、きょうだい児は「支援が必要な人」とされれていて、今後しっかり取り組んでいかなければならない課題だとされています。


きょうだいさんは、当事者でもない、親でもないからこその複雑な悩みを抱えています。





会の前半に話題提供としてお話をさせていただいたあとは、参加者の方たちが3グループに分かれての座談会の時間となりました。私も加えていただいて、みなさんのお話を聴かせていただきました。


どのグループも話が弾んでいました。先輩お母さんの体験談や支援者の方の現場でのお話など、とても貴重なお話をお聴きできました。若いお母さんたちも積極的に意見交換されていて、とても濃密な時間でした。


支援に100%の正解はないのかもしれません。


それぞれの人が、その時その時で考えて、最善と思われることを選んで日々過ごしています。


その時の選択がよい結果につながることもあれば、うまくいかないこともあります。


でも、すべてがよいことにつながっていくことを、いつも願っています。


だれもが自分らしく幸せに生きていけるような社会、多様な人たちがそれぞれの違いを尊重し合えるような社会を創っていけたらいいなと思います。