2022年3月27日、岡山国際交流センター、8階イベントホールにて、こども発達支援みのり創業記念講演会を開催しました。

各方面の多数の方々がご参加くださり、大変盛況でした。岡山大学教授の佐藤暁先生は、最近、講演会の講師を引き受けていらっしゃらないので、貴重なこの機会にお話を聞きたいという方がとても多く、みなさん、メモを取りながら熱心に聞き入っていらっしゃいました。

お話のごく一部をご紹介すると...
🔹子どもの現在は、過去の記憶や経験によって作られている
🔹その子の今と、その子を作っている過去の経験なども含めて寄り添っていく
🔹“できる・できない“ではなく、“できること“をつくってあげる
🔹親は“あちら側“に立つのではなく、子どもと一緒に“佇む“ことが大事

ここで挙げたのはほんの一部ですが、支援の根底にある「子どものとらえ方」や「支援者のあるべき姿」など、今まで発達支援のお話のなかで、他の方が語られて来なかった深い深いお話をしてくださいました。

参加者の方からの反響も大きく、感動して何度も泣きそうになったという保護者の方からの感想も寄せられました。

先生のお話は、講演会での短い時間ではとても足りませんが、その支援観の序章に触れることができ、新たな気づきに繋がったのではないかと思います。

講演会のなかで、こども発達支援みのりについて、短くご紹介させていただきました。「みのりに行ってみたい」というお声もいくつもいただきました。

みのりのようなスタイルで発達支援をおこなっているところは、今まだとても少ないと思いますが、ひとりひとりを大切に、お子さんとご家族とも心を通わせながら、しっかりかかわる個別支援を、今後も地道に続けていきたいと思います。