発達性協調運動障害って言葉をご存知ですか?
なんだか、難しそうな長ったらしい言葉なので知らない方もいるかと思います。
ものすごーく簡単に言えば、不器用。
もちろん不器用な人全員がこの障害かというとそうではありません。
年齢にそぐわないような不器用さの方が正しいかな?
気になる方は是非ググッてみてください。
私もずっと不器用なだけだと思い込んでいました。
でも、いくら練習しても改善はしないし、簡単なことでも上手く出来なくて…
なので、今回は私のケースをご紹介したいと思います。
私の苦手なことはたくさんあります。
おりがみ、箸の持ち方、定規やコンパス、ピアノなど…
かなり苦労してきました。
まず、おりがみは角と角を合わせて折ることが出来ません。
なぜだかズレるんですよね…
真っ直ぐ折ってるはずなのに絶対にズレるんです。
だから鶴とか折ってみたいなとは思ってますw
箸の持ち方は小さい頃から何度も練習しましたが…
こうなってしまいます…😭
一応、これでも開いたり閉じたり出来るので困ってはいないですが…
やっぱり見た目がね、綺麗じゃないので……
練習は今も継続してますが、普通の持ち方の仕組みがそもそもよく分かってないです。。
定規やコンパスも上手く使うことが出来ません。
定規も線を引こうとすれば確実にズレるし、コンパスも何故か二重に円が出来たりします。
だから算数や数学の図形の時間は苦痛でした。
小学6年生の1年間だけ算数の時間は通級でしたが、直ることもなくそのまま中学に進学し、見事に落ちぶれましたw
ピアノは2年間習い事として通っていましたが、これもまあ上達せず。
両手バラバラの動きと手足バラバラの動きがとにかく苦手で…
譜面は読めるけどその通りに手足が動きませんでした。
だから車の免許もかなり絶望的ですw
それから周りからよく言われるのが動きのぎこちなさ。
ダンスもなんだかぎこちなく、かたいと言われます。
歩く時もすり足なのでよく躓きます。
私が帰宅する前に母は私のすり足の音で帰ってきたと分かるみたいですw
だから靴底はいつも擦れて滑り止めのゴムの意味が無くなります。
もちろん、練習して苦手を克服したものもあります。
たとえば、シートベルト。
昔はシートベルトを上手く外すことが出来ませんでした。
入れることは出来るけど、外す時にどう力を入れたらいいか分からなくて…
幼い頃は祖母がよく運転してくれていたので祖母の車で母と祖母と一緒に外す練習を何回もしました。
それから、ペットボトルの蓋。
小学校中学年くらいまで自分で開けることが出来なくて、かなり苦戦してました。
ただ今でもいろはすのペットボトルは苦手です…
あとは縄跳び。
縄跳びは体育の授業であったりしたので何とか上達しないとならない…!と思ってひたすら練習しました。
まあ、二重跳びとかは未だに出来ませんけどね。
あや飛びくらいで十分ですw
はたから見たらただ、ものすごく不器用な人。
でも、努力してもなかなか報われない不器用さ。
それこそ、給食の時間に箸の持ち方でからかわれた事も何度もありました。
理解されないという言葉がまさにぴったりです。
だから不器用な人がいても笑わないでほしいと思います。
その人はその人なりに頑張っているから。