どうもこんにちは、mimoriです。
本日のネタバレ記事はコレ
毎週日曜日連載で、2022年3月7日現在ピッコマ・韓国版共に85話まで配信されています。
韓国・日本版は85話をもちまして第二シーズンが終了し、休載に入りました。
そう遠くないうちに第三シーズンが始まると思うので、再開を待ちましょう〜
※主要な物語部分以外と戦闘シーン部分はかなり省いていきます。
お知らせ
ついに今回の分でネタバレ記事のストックが切れてしまいます。
現在多忙のため、なかなか書く時間が確保できず・・・、定期更新は1ヶ月ほど更新お休みさせていただきます。
当面の間は不定期更新になります。
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イクリスが兵士たちをほとんど連れて行き、残っている兵力はそこまで多くはなかったが、まだエレン侯爵と第2皇子を含めた貴族十数人が残っていた。
「あんな老人ぐり、げんこつでどうにかなるよ。事実上、あのデルマン軍4人だけを相手にすればいいんだね」
「第二皇子は?でも剣は使えそうじゃないですか」
「そんなこともないよ。さぁ、これを受け取りなさい」
そう言って、カリストが懐から何かを取り出して渡してきた。
「これは」
黄金色の華麗な短剣。先日、彼の誕生日のパーティーで自分の首を打てと彼が渡したものだった。
「私が先に出て行って、あの四匹をやっつけるから、お前は時間を置いて出てきて、これで人質を解放してくれ」
ロープに縛り付けられていた子供達のことを思い出して、私は頷いた。
「そして魔法棒を拾って、あのレイラを締めるんだ。どうだ、私の計画は?」
「隙だらけなのに、変に完璧に聞こえます」
本当に、彼のいう計画は無謀極まりない冒険だった。
すべての突発状況を排除したも同然だったから・
それでも確信のこもった声に安心した。
思えば、カリストは一度も自分の言ったことを守らなかったことはなかった。
信じられた。
「ありがとう、一緒に来てくれて」
私は小さな声で囁いた。彼がいなかったら、この状況を一人で切り抜けることはできなかっただろう。
彼は嬉しそうににっこり笑った。
「1,2,3で飛び出すぞ」
「私も用意します」
私は決然とした顔でカリストからもらった短剣をしっかりと握った。
すると彼は、秘密の通路のドアノブを掴んで言った。
「1,2,・・」
3の代わりに唇の上にぐにゃりとした感触があった。
びっくりして固まった私に彼は囁いた。
_________ここからは有料記事になります_________
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つづく・・
3月4日発売予定!