どうもこんにちは、mimoriです。
本日のネタバレ記事はコレ
毎週日曜日連載で、2021年11月20日現在ピッコマでは69話まで、韓国版は79話まで配信されています。
日本と韓国との差がだんだん近づいてきていますので・・砂時計みたいに2,3話くらいまで近づいたら休載になる可能性があります。
前回はイクリスと遊びにでかけようかと話していたところ、皇居から人が来たというところまで書きました。
本日はその続きになります。
※主要な物語部分以外と戦闘シーン部分はかなり省いていきます。
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応接室に行くと、カリストの侍従のセドリックがいた。
彼は、大きな箱をテーブルの上におろして慎重に蓋を開けた。
ドレスだった。
「ごらんください、お嬢様」
あら!という歓声がエミリーの方から飛び出した。
「なんと!とても美しいです!ドレスが光っています。魔法ですか?」
エミリーが前のめりになって聞いていた。
「これはエルフの翼を裁断して作ったものです」
エミリーは妙に自信に満ちた補佐官の説明に手を叩いて、次から次へと感嘆していた。
私は呆然と箱の中を見つめた。
ドレスは黒で、みるほどにかすかに青い光が揺れていて、だんだん青黒い色が布の裾全体に広がっていた。
その姿がまるで、静かに波打つ夜の海を思わせた。
私が興味を持っているのを知ったのか、セドリックが下僕を使ってドレスを広げさせた。
「なんと!」
エミリーはもう一度まくしたてた。
ドレスに使われている素材に、今度は執事が荒々しく息を飲んだ。
私が何も答えないでいると、セドリックは私の機嫌を伺った。
「公女様、もしかして___お気に召さないのですか?」
「いや、気にいるかいらないかは別だ。これらをなぜ私にくれるのか
むしろ、誕生日を迎えた殿下にプレゼントをあげなければならない」
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つづく
カリストの補佐官がやってきたのは、たくさんの贈り物を届けに。
その届けに来た理由が、皇太子の誕生日の宴会のパートナーになったから・・とセドリックからの伝言でしたが、これまたここはカリストの一方的なところが現れてますね。
ペネロペも当惑、セドリックも当惑・・そして唇を触る理由をセドリックはなにか察したようで・・。
長くなったので続きはまた次回〜
更新は現在不定期です。
(ストックがなかなか作れないので基本1日置に更新していく予定)
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